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2017年10月 4日 (水)

年寄りの繰り言(余談編その二)

 年寄りの繰り言というのは正しくなくて、実は「老いの繰り言」というのだそうです。
 でも「老い」ってなんかじじいくさいしね(年寄りも変わらんだろうが)。
 
 捏造記憶に従って、武勇伝(笑)を書いてみました。おそらく本当はもっとしっちゃかめっちゃかで、実は最後は「南」で解決したのではなくて、ロボさんひとりで「東」全部のフレンザーをカイトできたのでもなく、もう一回「東」まで救援に戻って云々、というくらいこんがらがっていたのかもしれません。でもまあ、もう疲れた(笑)。
 以下、途中思いついたけど本筋と関係ないので割愛したこと、コメントに書こうとして長すぎるので飛ばしたことなどなど。
 
 ついでに言っておきますと、レイド後に話してみてわかったのですけど、あの「南」レンジャイは、実はバリバリのDnDマニアでした。テーブルトップのDnD好きが高じて、慣れていないゲーム、それも凶悪なネトゲの世界に飛び込んでしまったようです。コミ障でもなんでもなく、自分の好きなDnDの話題ならいくらでも話ができる人でした(それをコミ障というのかもしれないけど(笑))。
 
 右も左もわからないまま、人にくっついて(つまり野良で)プレイしていたら、サーヴァーのみんなは一部を除いてみな優しいので、ハブられることもなく、あれよあれよという間にレヴェルアップしていって、ついにレイド参加資格まで得てしまった。
 初期の頃、6人パーティーに「アメンボ」とか「ミソッカス」がひとりでも入っていると、クリア自体難しいクエストなんていくらでもあったのです。この頃には、結構過疎っていたこともあり、レヴェルの低いキャラでも誰かヴェテランのアルト(サブキャラ)だったりして、余裕バリバリだったんですね。
 
 まったくわからないのに、弓を撃て言われて、ものすごい勢いで緊張していたとのこと。リーダー側の説明不足もあったのでしょう。
 
***
 
 (以下、コメントに書いたことと一部かぶります)
 
 UOもEQも自分カタギの時代だったので知らないまま、他のMMO/MOもWoWはじめ、古いものをいくつかかじっただけです。DDO開発元のTurbine(ターバインと言わないと怒られた(笑))はLotRのオンラインもやっていて、そちらはWoWクローンでした。その手のものは個人的には性に合わなかった。
 
 DnDの版元WotCは、カナダのあの田舎企業が散々苦労したのと同様、Turbineに対しても小姑のようにうるさかったらしく、デザイン上でゼッタイに外してはいけない基本線というものがあったようです。その縛りを守りつつ、DnDらしさ(ハック・アンド・スラッシュ!)も実現しようとして、結局アクションゲーみたいになった。当時、「盾が敵の矢をはじく」モーションまで凝っていたのは他にない画期的なことだったそうです。
 
 今のアクションゲーでは普通ですけど、縦方向(z軸方面)へのこだわりも半端なかった。あたしがz軸マニアとなったのもそのせいです。
 ほとんどのマップ(レヴェル)は高低差を基本にデザインされていました。何章にも分かれる長いクエスト・チェーンの舞台の、とある大きな霊廟などは、前章でクリアしたマップを見下ろしながら、第二章以降、高層部に駆け上がっていくなどのしゃれたデザインがされていました。思い出しましたが、あのクエストのDM(ダンジョン・マスター)のナレーション役は、DnD生みの親(のひとり)ゲイリー・ガイギャックスその人がやっていました。DDOサーヴィス中の2008年に逝去されたんでしたね。
 
 それで思い出しましたが(年寄りか)、DDOのローンチ版のDMやNPCのナレーションは、音声英語、島国語字幕でした。その翻訳には、ものすごい難がありました。カルトのアジトで救い出された女性が、冒険者から「後ろを振り返らずに走って逃げろ」と言われたあと、「おれをとめられるものはなにもない」とか(字幕で)言いながら逃げていく「迷訳」は特に有名?でした。若い女性が「おれ」って。トーホグか。
 英文はたしか"I will not stop for anything."でしたから、うまい訳なら「言われなくてもそうするわ!」とか、せいぜい「何があっても止まりはしない!」でしょう。
 
 ちょっとひどすぎるんじゃないか、という話で、のちにはあの「ホビジャ」が参戦。島国語訳も見直してそこそこよくなりました。その際、DMナレーションも島国語音声になり、VOには池田秀一さんが起用されたんでしたっけね。
 
 強烈な落とし穴は色々な場面にデフォルトで存在していました(底抜けオンライン(笑))。個人的には、氷の洞窟の縦穴を延々と落下していきながら敵を撃っていくクエストが白眉でした。遠距離攻撃ができるスペルキャスターとレンジャイのお仕事で、ノーキン・メレーはただ落ちて行くだけですけど(笑)。"Plane of Night"の前段レイドにも、キャラクターを大砲!で打ち出して、届かない上層部に先行させるとか、もちろん時代が時代なので、今のアクションゲーと比べるとへぼいものの、なかなか凝った仕掛けも様々用意されていました。
 
 一方で、Turbineのデザイナーには、どのクラスも「特定場面で必須の存在にはしない」というポリシーがありました。これがレンジャイが当初、ローグが最後まで「要らない子」扱いされた原因です。
 「弓」がなければダメな場面、「罠外し」ができなければ進めない場面などがなかったのです。
 もちろん、遠くの的を射なければならない場面などはありました。それでもスペルキャスターの魔法(マジック・ミサイル)や、素人アーチャーのメレーの弓でもOKで、レンジャイが呼ばれる理由にはならなかった。
 ところがレンジャイは、のちに「レンジャイが何人もいなければクリアが難しい」レイドが用意され、相当地位が向上したのです。問題はローグです。
 
 DDOのダンジョンには、もちろんDnDですから多数の「罠」が用意されていました。
 それがちっとも怖くないのでした。ひどいときなどは、ノーキン・メレーのババン(バーバリアン)はともかく、パーティーの良心たるべきクレ様までも、平気で踏み越えて行ってしまえる。その脇で罠解除をしようとしているローグなんてお構いなしです。涙目です。
 
 扉の錠前はそうはいかない。罠解除、錠前解除は、その時代(というか島国サーヴィス期間中はずっと)ローグにしか許されないスキルでしたので、誰一人いなければクエスト進行がストップしてしまう。それを避けるためにどこかには必ず鍵が置いてあるのです。
 ところが、それが固定位置ではないので、探すのが半端なく大変。とあるスケ番ソーサラー・ソロのこの鍵探しに、あたしもソーサラーで呼びつけられてつき合わされ、泣きそうになったことがありました。うちのソーサラーはスケ番ではなく「イケイケ・コギャル」でしたけど(笑)。
 
 これも、マルチクラスが許されるDDOでは、ちょっとだけローグのレヴェルを取ったキャラ、たとえばファイター・ローグのマルチなどであれば難なく解除できてしまいます。このように専業ローグのお仕事は、サーヴィス開始以来ひとつもありませんでした。
 
 レンジャイであれば、パーティーでイジメにあってつまはじきされ、ぐれて学校行かなくなっても、野原でソロを続けると結構な稼ぎになりました。レヴェルアップもしていきます。専業ローグにはこれができない。つうか、元からぐれているからローグなんですけど。
 さらにレンジャイは、上述のように中学デヴュー、高校デヴュー、のちに脚光を浴びるクラスに変貌していきます。一方で、ローグには何もない。
 
 あちら(US)でもごく少数の専業ローグから囂々と非難を浴びたらしく、Turbineもさすがに、ローグの見せ場を作ることになりました。
 過激にも、あらゆるクエスト・レイドの「罠」の強度を増したのです。
 さらには、ローグのいいとこどりマルチにはほぼ不可能な、難易度のきわめて高い罠も用意しました。
 
 後者は、特定クエストの、しかもクリティカル・パスではない宝箱に関する修正なので、盛り上がっていたのは専業ローグだけで、99%のプレイヤーはがんスルーです。その宝箱周囲の罠を解除できる専業ローグとほぼ専業ローグ(あたしのローグもちょっとだけファイター・マルチの「ほぼ専」でした)だけのローグ祭りは、6人集まるまでが大変でしたし、4人くらい集まったところで強引に進んで罠を解除して、あと二人分なんの見返りもなくタダでお分けします!とLFM出しても、誰もうんともすんとも言ってきません。ギルドに聞いても、チャットに忙しいふりして、話題に乗ってさえ来ない始末です。皆「もっといいもの入れとけよ、デザイナー!」と憤慨しました。皆といってもサーヴァー人口の1%だけです。
 
 ところが前者、罠全般の極悪化は、社会現象になるほどのインパクトがありました。
 前述の、ノーキン・メレーならともかくクレ様までザスザス踏み越えて行ったあの罠。
 それが、迂闊に踏んでしまうとHPばけもののババンですらあっという間に死んでしまうようになったのです。
 DDOでは、死ぬと「石」になります(笑)。クレ様まで死んでしまったら、誰かが復活の神殿まで運んでいかなければ蘇生できません。それもできなければリコール(クエスト・インスタンスから出ること)するしかない。
 
 その事情を知って喜んでいたのは、サーヴァー人口1%に満たない専業・ほぼ専ローグたちだけで、他のプレイヤー(キャラクター)たちは「そんなの平気平気」と態度を改めず、パーティー全員が石になる事件が多発してしまいました(笑)。
 
 記事にしたレイド"Plane of Night"の前段レイドにも、おっかない刃物が何本もシャリシャリ回っている罠がありました。HPの高いファイター・マルチあたりが平気で踏み越えて行って、奥にある解除パネルを操作していっちょあがり。ローグいなければ、か細いスペルキャスターたちは石になる前提で、皆で強引に踏み越えてしまう。そのころデス・ペナルティーがなかったので、あとで蘇生すれば何の問題もない。ローグ涙目のポイントでした。
 
 ここでもアップデート後、特にエリート難易度では罠の極悪さも頂点に達しますから、ローグいないと死者続出(笑)。さらにその頃にはXPにデス・ペナルティーもついていた。えげつないレイド・リーダーだと、というかレイド・リーダーはえげつないに決まっているのですけど、ローグ・マルチひとりめを突入させて石になったのを確認した後、「はい、じゃ次お前」と容赦なく別のメレーに突入を指示して、次々に石を増やしていきます(笑)。そういう場面に遅れて専業・ほぼ専ローグが登場すると、もう拍手喝さいです。ありえない脚光を浴びる数少ない場面でした。えげつないレイド・リーダーに次に突入を指名されていたメレーなどは、ほっとするあまりその場で崩れ落ちるほどです。
 
 しかもローグには、「イヴェージョン」があります。「ホビジャ」訳は「みかわし」とかダサいのですが、さらに上の「インプルーヴド・イヴェージョン」を手に入れると、これがものすごい威力なのです。(レンジャイも、ローグ・マルチもイヴェージョンを手に入れられるところが腹立つところですが、インプルーヴドのほうは、他には後に実装されたモンク以外は手に入らない)。
 
 つまり、敵のファイアー・ボールが飛んできても、知らないうちによけちゃう、罠とかあっても「なんとかなっちゃう」、罠が爆発しても自分だけとっさに身をかわして何ともない、というようなフィートです。(ただしDDOには、マジック・ミサイルのように、命中が絶対に避けられない魔法も存在します)
 メレーたちの石が間にいくつか落ちている怖い刃物の罠がシャリシャリ回っているところもヘラヘラ進んでいけちゃいます。ヘラヘラしながら罠も解除できてしまう。
 
 自分もほぼ専ローグもちだったこともあり、あれだけハブられたローグが、立派になったなあ、罠があるところだけだけど、と不覚にも鼻水がとまらなくなったこともあったようです。年取ると涙もろくなっていけねえや。(今よかだいぶ若かったけど)
 
 
 やっぱ年寄りの繰り言、考えていたクレ様ネタから脱線しまくりで長くなったので、さらに次回へ。
 

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