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2017年10月10日 (火)

年寄りの繰り言(僻地編)

 あの頃の色々な思ひ出が走馬灯のように頭の中を駆け巡っています(死ぬんかい)。
 でも、書こう書こうとして書いていないことを書かなければなりますまい。
 
 DDOは正しくはMMOではなく、アクションMOに近いと書きました。
 両者のもっとも大きな違いは、「インスタンス」の管理方法です。というか、Turbineだって当時御三家と呼ばれていたMMOスタジオです。異なる管理が必要なつくりのゲームということだったのでしょう。
 
 一般のMMOでは野っぱらなどのフィールドは「共有」がふつうのようです。他のパーティーやソロプレイヤーと同じモブを取り合って、キャラクター同志で罵り合いになることもよくあったようです。DDOばかりやっていたあたしは、最初それが何を言っているのかわかりませんでした。パラディンをプレイしているとき、キルカウントを他のキャラに持ってかれて涙目になるのはしょっちゅうしたけど、それとは違うようです。
 DDOプレイヤーには、同じTurbineが開発したLotRオンラインのお試しタダ券がもらえたので、少しやってみました。そこでようやく、みんなが言っていた意味がわかったくらいです。
 
 もちろんこの野っぱらなどのフィールドも、複製がいくつも同時に走っているのはご承知のとおりです。これを一般のMMOでは「サーヴァー」と呼んでいたようです。当初は物理的に違うサーヴァーを同時進行で運用していたのでしょうけど、もちろん今は違うでしょうね。MOでは、特殊クエストやレイドなど特定の場面だけ、パーティーごとに「インスタンス」を作るのがふつうでしょう。またあるサーヴァーの同じ野原が混雑し始めたら別インスタンスが生まれるとか、これはゲームによって様々でしょう。
 
 DDOのサーヴァー、インスタンスはこれとは意味が違います。キャラクターのサーヴァー間の移動は不可で、最初に入ったサーヴァーにずっと住み続けることになります。
 それから、ごく一部を除いて野っぱらも基本的にパーティーごとのインスタンスです。つまりパーティーが他のパーティーと出会うことはありませんでした。
 
 ロール(注)したキャラのスタート地点はストームリーチという大きな港町でした。ショップやキャラクター別倉庫や、その他様々な施設があるこの街中が、共有インスタンスでした。パーティー外のキャラクターと直接物々交換できるのは、そういうところだけです。もちろん相手さえわかっていれば、チャットはサーヴァー中でふつうに可能です。
 
(注)DnDではダイスを振って新キャラクターのアトリビュート・スタッツを決めていくので、キャラメイクのことを恰好つけて「ロール」(roll)すると言った。自分でキャラメイクしくったのに、ゲームに文句言ってる人は「リロールしろ」(reroll)と言われた。消してやりなおせという意味。もっともDDOでは、基本スタッツはダイスロールではなくポイントを自分で配分する方法。なお、あたしがDDOキャラメイクで一番時間をかけたのはキャラクターの顔づくり(笑)。納得いくまで一日中でも時間かけるのがふつうだった。だってあなた、これから何千時間も一緒なんだよ。
 
 モジュール(アップデート)でレイドが追加されるにつれ、こうした共有インスタンスの種類が増えていきました。大抵は一通りの設備が揃っている「前哨基地」という位置づけでした。そこにひねもすたむろしてるのは、野良パーティーLFM待ちのキャラがほとんどです。なお「広場チャット」(他のゲームの白チャット?)は原則禁止、というか続けているとふつうにハブられました。後にオークションハウスが登場する前、装備売買の交渉求むという告知はLFM掲示板を流用することで可能でした。
 
 そういった場所は、もちろん流行り廃りはありますけど、いつも人いきれ、つうかキャラいきれで賑やかでした。共有インスタンスの数(キャラ数が上限を超えると複製される)も常時多くなっています。
 
 そういう喧騒をよそに、緑が鬱蒼と覆い茂る人里離れたとある奥深い山中に、一軒の宿屋兼酒場がありました。あたしもかつて、とある長大なクエスト・チェーンの通過点として頻繁に立ち寄っていたので気がついていて当然だったのですけど、そこも共有インスタンスでした。
 設備といえば、品ぞろえの悪い、質素な雑貨屋くらいしかなかったと思います。クエストに向かう途中以外、そこに立ち寄る理由がない。欲にかられた浅はかなあたしなどは、大して回りに注意も払わず、口開けて駆け抜けていきました。
 理由は、この山中に潜む全編9つのクエストを含むクエストチェーンを全部クリアしてはじめていただけるクエスト報酬、リトリビューション(注)が欲しかったから。必死でした(笑)。
 
(注)+4ロングソード、グッド、ロウフル、ホーリー。あの「侵入者」クエストで宝箱からコールドアイアン・ホーリーの武器をツモる前に、ディーモンどもにまともにダメージを与えることができる数少ない武器。ただし運が悪いとクエスト報酬の選択肢に入っていないことがあるので、何度かクリアしなければならない羽目に。また武器は長く使っているといずれ壊れてしまうので、予備もいると思って何度も回ってかき集めた。サーヴィス終了時に見たら、新品のまま五本くらい死蔵していてあきれました。その頃にはホーリーの武器も自作できるようになったからいらなかったんだ。
 ロウフル・グッド(秩序にして善)なパラディン用とはいえ、ロウフル・グッドなキャラクターならファイターでもエルフ・ローグでも使えたはず。前衛のみ「侵入者」エリートで、あたしのエルフ・ローグ(ローグなのにロウフルグッド(笑))がどうして姉様パラディンからこいつを借りてこなかったかというと、クエスト報酬はキャラクターにバインドされているから。宝箱の報酬はバインドされないので、シックルは借りてこれた。
 なお、ローグでもなぜかロウフルになれるのに、ソーサラーでもなれるのに(DnDでは基本ケイオティックとされていた)、ババンとバードだけはロウフルになれない。よってリトリビューションをツモっても意味はない。ババンは大抵G斧(グレートアクス)、グレソ(グレートソードなどツーハン・ウエポンを好むのでまあ良い。でもあたしのバードの師匠はめっちゃ悔しがってました。お願いだからバードで殴りに行かないで(笑)。またクレ様に嫌われるよ(笑)。
 
 ところが、他でもないその場所が、クレ様協会発祥の地だったのです。
 そして、その同じ酒場が、パーティーでハブられ、学校行かなくなったレンジャイたちが、小遣い稼ぎするための拠点でもあったのです。
 
 まるで、昼間はバリバリの優等生、才色兼備の学級委員長と、同じクラスに在籍しているものの、学校行かずに中退上等のぐれた、でもスタイル抜群のワイルドな(受ける)コギャルが、夜は同じガールズバーで働いていたというような、エッチな妄想をしてしまう衝撃的な驚きとでもいいましょうか(笑)。もちろん当時ガールズバーはありませんし、あたしはリアルで一度も行ったことはないので誤解しないように。
 
 その頃は、クレリックもレンジャイもまだ自分でプレイしていませんでした。パラディン、ローグ、ソーサラー(コギャル、受ける)くらいかな。次がウィズで、それからクレリック、レンジャイときてバードが最後。まじめに育て切ったのはこれらのクラスでした。ファイターとババンは続かなかった。といってもDDOでキャラ・カンストするのは速攻です。問題はそこからです。
 
 レンジャイの狩場であるとの情報は、昔一緒のギルドにいた真正ソロ・レンジャイ(ハフリン(ハーフリング)男)、からお聞きしたんでした。ローグで暇しているときに街でお会いしたら、格好いいチェーンメイル来ていらしゃったので、「いいなあ」と羨ましがっていた。そしたら「ミスラル・チェーンいるう?」と、余ってるからといってぽいっとくれました。
 見たら+5ミスラル・チェーン?!(武器も鎧も+5がマックスでした)
 
 「えーっ、こんなのぽいぽい貰っていいの?」
 「よく出るからねえ」
 いや、出ねえし。全然出ねえし。宝箱逆さにして振っても出ねえし。これ拾ったら一週間くらい祭りだし。
 
 えー、こんなのどこで拾えるんですかー?と聞いたら、同じハブられ仲間だったのがよかったのか、「んー、あの山ン中」と教えてくれた。
 いや、あそこは遺跡クエストのために死ぬほど回ったけど、そんな場所ねえし。
 「いや、あるんだよ、実は」
 というので、ソロレンジャイとしては他人と一緒は相当嫌だったかもしれないけど、無理やり押しかけて、見せてもらうことにしました。以下次回。
 
 
 
 

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