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2017年10月 2日 (月)

年寄りの繰り言(完結編)

 ここで、いきなり回想シーンです。 つか過去Blogのコピペです。
 「・・・マチルダ(仮称(笑))さん」
  「え?」
  「なぜクレリックをやってるんですか?」
  「そうね。DDOという破壊ゲーの中でただひとつ、なにかを作っていく事ができるから、かしらね」
  「なにかを作る・・・」
  「戦いは破壊だけでも、人間(注)ってそれだけでは生きていられないと私には思えたからよ。さ、洗濯は終わったわ」
  「マチルダさん」
  「ん?」
  「僕、思うんです。マチルダさんって強い方なんですね」
  「生意気ね」
  「す、すいません」
  「いいのよ」 

 (注)すません、ハフリンクレもエルフクレもいるんですが・・・。

 もちろん、マチルダなんて恥ずかしい名前はついていませんでした。

 ただし、思いは一緒です。

 ピュア・キュア・クレリック。キュアするだけの簡単なお仕事です、というのは真っ赤なウソで、DDOではキュアが一番難しいお仕事のひとつでしょう。
 とはいえ、バトクレ(バトル・クレリック)のような、キュアは自分のためだけ、敵を殴るのが俺様の仕事みたいな特殊な頭の構造の人たちを別にしても、高レヴェルのクレリックにはそれなりにダメージ・スペルが用意されています。もちろんメタマジック持ち(スペルをさらに強力にするブースト的なフィート)ウィズとか、口開けてダメージ・スペルしか撃たないソーサラーに比べると見劣りするし、迂闊にタゲられて(敵のアグロ=ヘイトもらって)逃げ回ってるわけにはいかないお仕事です。

 メフィに絡まれたウィズさんをキュアし続けても、結局DDスペルは妨害され続けるのでらちがあかない。メレーたちが刈り取るのを待っていると、残り時間が費えてしまう。

 こうなったら、仕方ないわね。マチルダさんのように輸送機でリックドムに体当たり・・・、はしませんけど、今まで限られた場面以外でほとんど使ったことのない、ダメージ・スペルを使うしかありません。

 ぶ、ブレード・バリアーっ!

 おそらく、その叫び声は上ずって、裏返っていたことでしょう。慣れていませんでしたからね。
 あたしを中心に回転する剣の環が生まれ、ウィズさんに絡んでいるメフィどもをザスザス刻み始めます。もちろん小物と言ったってエリート・モブです。一発で倒れたりしませんけど、タグが一斉にこちらに向かいます。こちらはコンセントレーション・マックス振りですから、この程度のモブに絡まれても呪文が撃てます。ウィズさんがDDを出すまで自己キュアをし続けてもちこたえればいい。

 青白い光の中に、うっすらと扉が見えました。ディメンジョン・ドア。その先に待つのは「希望」でしょうか。
 ウィズさん、メレーたちに続いて、あたしもドアの中に飛び込みました。 

 スタート地点に飛び出してみると、待っていたのはあのロボさんと、そこまで追いかけてきた多数のフレンザーどもでした(笑)。ロボさんは奇跡的に生き残っていたようで、他のメレーも合流して、つるつる床の上で足をかきながら、フレンザーどもとぼこぼこに殴りあっています。
 ここの床は炎で燃えてなくなったりしない。ウィズさんのWoFが炸裂し、あたしはほぼ瀕死のロボさんはじめにマスキュアをぶちかまします。 

 しゅうしゅうと音を立てているフレンザーどもの亡骸の中、誰も倒れず生き残っていたようです。すでに残り時間は5分をとっくに切っています。ヘイスト(笑)をもらったら、急いでドラゴン前に集結。

 全員欠けずに集合したのを確認し、フルバフアップ。もうエリクサーが高いとか言っていられません。あたしはなけなしの一本を一気飲みしちゃいます。ウィズさんにもありったけのMPをバフに回すようくぎを刺します。面白がってヴェーラにファイアー・ボールとか撃たないように。どのみちレッド・ドラゴンに炎は効かない、むしろ相手のファイアー・ブレスが怖いのですから。
 とはいえ、あのウィズさんのことですから、ヴェーラの弱点である氷の呪文、コーン・オヴ・コールド分のMPはこっそり残していたのでしょう。

 残りは2分台。倒すにしろ倒されるにしろ、これだけあれば十分なはずです。最後にバードさんが歌う歌は、必要不可欠とはいえ長くてもどかしい(笑)。それが終わったら彼女のヘイストを合図に、ゴー!

 その後、ヴェーラに何人倒されたかはよく覚えていません。口開けてキュアをぶちかましていただけのあたしには、永遠とも思える長い時間が過ぎたような気がしました。

 とにかく、コーン・オヴ・コールドが功を奏したのか(笑)、メレーの威力が炸裂したのか、ヴェーラ撃沈。キルカウントは誰だったか覚えていないけど、ロボさんのクリティカルか、パラディンのスマイト・イーヴィルだったのか。DnDレッド・ドラゴンは、言うまでもなくケイオティック・イーヴィル(混沌にして悪)です。ちゃっかりあのレンジャイだったりすると面白いオチだったんでしょうけど、たぶん真っ先に死んでました(笑)。

 とっさに画面上のタイマーを見ると、残り時間は1分少々。制限時間ギリギリのクリアでした。

 マキャベリか誰かが言っていたそうですが、善行は味方からも決して評価されない。おそらく元リーダー以外にここらの事情を分かる人はいなかったでしょうし、元リーダーにしたって、自分がぐれて投げ出したものをサルヴェージされて、本心から喜べるほど面白くはない。

 あたしもただほっとしただけです。ルートはいらないので、予定どおりそのままリコ(ール)しようとして、気がつきました。リーダー権限だけは元リーダーに戻しておかないといけない。

 じゃあ、派遣社員はこれでお先します。リコします。おつかれー。

 このレイドの舞台となるヴォールトがあるクンダラクという地区に降り立ち、レイド依頼主のドワのおっさんからレイド報酬をいただきます。これはレイド内のルートと別。もらっておかないとレイド完結とみなされず、一週間の繰り返し禁止期間のタイマーが動き始めませんから大事です。物自体は・・・、即店売りレヴェルですね。

 その後は、まだ夜も早いことですし、クンダラクの街をクンブラ(笑)しながら、余計な出費までしちゃった分を取り換えしたいなあと思っていました。稼ぎのいいお仕事(LFM)ないかしら、と求人掲示板などを見ておりましたら、まだレイド・インスタンス内にいて、ルートの抽選をやっているメンバーたちの結構盛り上がっているチャットが聴こえてきました。

 ロボさんがつぶやいています。
 
「ドーセントが出てない・・・・」
 
 それはそれは。ご愁傷さまでした(笑)。
 

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