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2017年4月 7日 (金)

【ME:A】またやってるよ。

 
 一体、もう何度目だよ。ほんまもう、言い訳すればするほど深みにはまる。

https://t.co/nFpUKihqOj

 インクルーシヴィティに関するこの手の話は、記憶にあるだけでもDA2、DAI、ME3と続いてきた。ME2の事例は思い出せないが、強烈な人体・・・、(クローガン体含む)実験の話題だらけであったので、あっても霞んでいたのだろう。

 「iterativeなデザイン・開発工程のせいで生まれた残念な副産物」って言ってますが、もしこの主張を信じるなら、「一度はボツにしたはずのセリフが、修正・追加を繰り返す間に最終版ではなぜか復活してしまった」ということになる。大規模開発では(実は小規模でも)よくあることだからその通りかもしれないが、結局のところ、そのセリフはどこかの段階では間違いなく存在していたわけではないか。

 であれば、こんな言い訳せずに「考えが足りなかった」でいいのではないのか。
 DA2で同種の指摘を受けたときは、リード・ライターだったゲイダーさんがまさにそういう反応を返していて、かつ、DLCやその後のコミックスなどで挽回を図ろうとした。DAIのウィメン・オヴ・カラー(WOC)問題についてファンから直接指摘されたときも、「白人男性」のML(クリエイティヴ・ディレクター)は「配慮が足りなかったかもしれない」とその場で認めている。
 
 BioWareが業界におけるカナディアン・リベラリズムの旗手を標榜する以上、インクルーシヴィティに取り組むこと自体について、あたしは何も言わない。クリスチャンでもないし、クリスチャニティに大きな影響を受けてこなかった島国で生まれ育ったため、何を語っても、もうすでに入口を間違えているはずであるから。もっとも、この「語らない自由」を侵害されたら許せないけど。

 実はP5(US版)のIGNレヴューでも、「主人公と男性のデートがないのが残念」という記述があって、「97点というスコアはそれで3点減点されたのではないか」とコメントでジョークを飛ばすユーザーもいた。「語らない自由」(P5)は認められているはずなのに、「誤って語る」(ME:A)と責められる。
 話によれば、よせばいいのに「ゼルダ」でさえ、ごく一面的ではあるがこの種の話を導入しているのだそうだ。「語らない自由」が侵害されているという意味がおわかりだろうか。 
 インクルーシヴィティと裏腹の、この種の「弱者=権力者」問題に対する根本的なダメ出しのポイントは、そこら辺にあるのだと思う。

(余談だが、P5にも男性仲間と男性Confident(親しい相手、島国語でなんつうんだったっけ、「コープを高める」相手のこと)との「デート」はあった。クリスマス・イヴに主人公と男性仲間の「デート」もあったんじゃなかったっけ? あたしは観ていないが)

 腹が立つのは、iteration式の開発を言い訳に使っているところであって、これもまたこのゲームの「ポリッシュ」(磨き)が不足している一面を示しているからであり、かつ、自ら暗にそう認めているからだ。いつもであれば、「イテレーション式の開発ってなあに?」という読者の疑問に、どこぞの「チ○たまブクロ」のサイト以上に丁寧に説明するところだが、あまりに頭に来てるのでググってください。

 いつもとは異なり、アラン(GM)など個人の署名がないことも指摘しておこう。BioWare/EAの「企業」としての謝罪と表明であることを意味し、そこにはEAリーガルの指図があったことは言うまでもない。

 

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コメント

この手のアレって、積極的に取り組んだところで正直メリットないと思うんですけどねぇ…。やったら「次はもっと大々的に取り上げろ」ってなるし、やらなかったらクソミソに言われるし。ヨーロピアン見てみろよ!もっとセコい作劇とかシニカルなキャラ造形でもなぜか許されてるんだぞ!

メタ的に言うと、マルタイ(マルチ)カルチャリズムを謳っているのなら「おたくら(例えば島国)のおやりになることには口出しません」がインクルーシヴなはずなのに、「うちらに売りつけるなら、インクルーシヴにしろ!」って言ってんですよね。結局、カルチャーがいくつもあることは認めても、自分たちのカルチャーが抜きん出ていると主張しているに等しい。例の自称哲学者(笑)のサンデルが言っていることは、まさにこれ。

ユーロは、マルタイカルチャーにずーーーっと曝されてきたから、なんでもインクルーシヴなんてできるわけないぢゃん、と悟っているのでしょう。ユーロ文化が抜きん出ているなんて発想は、レヴィストロース他がとっくの昔に粉砕してしまったのだし。

イスラームは、教義上ではホモセクシャルを認めない。仏教では、今生なんてどおせ仮の宿だから基本無頓着。島国は別の意味でも無頓着。

でも、この種の問題を語らない自由は認められないことになっていく。

レイシスト的な発想ではなく、クリスチャニティの、というかプロテスタンティズムの成り立ちに根をはる、厄介な押し売りなんですよね。

これって記事見ましたけど、騒いでいる人って本当にトランスジェンダーの人なんですかねえ・・・。

なんていうか・・・こう・・・弱者詐欺っていうか・・・うーん、当たり障りのない言い方が思い浮かばないのですが、逆ハラスメントというか・・・・

まあ、皆さまが言われているように、もう扱わなきゃいいのに(笑

BWのゲームやってると海外にはゲイとバイしかいないような印象だし!

 あちらのネットでは、SJW(Social Justice Warriors)というらしいのですが、「おせっかい、おためごかしの正義の化け物」みたいなのですね。もちろん、島国にも多数生息している。
 「あたしの知り合いのトランスが・・・こう言っていた」とか「あたしの親戚の傷害者は・・・こうだ」というのは、SJWが話題に乗り込んでくる常套手段ですよね。だからトランスじゃない人が騒いでるという疑いも、あたっているかもしれない。

 あたしの言い方ですと、「弱者の権力者化」ですかね。島国では「被害者づら」と言う表現がありますが、そのさらに上を行く。弱者こそ世の中の強者。弱者の意見こそ拝聴しなければならない。

 クリスチャニティでは、神(その御子であるジーザス)と個々人が一対一で相対(あいたい)している。どんな環境に置かれている個人であっても、皆、神がお造りになった。存在自体に意味がある。ここが島国の大多数にはピンとこないところでしょう。

 こちらでも、どこかのお役所で、ナマポの担当が「なめんなジャンバー」かなんか作ってましたよね。反日新聞がニコニコしながら総攻撃を加えていました。「弱者様」に逆らったら、あれだけ痛い目に遭うのです。触らぬ「弱者様」に祟りなし。あちらの問題と異なるのは、ナマポでいい目見ているのは基本「犯罪者」とか「詐欺師」であることなんですが、(いつもの悪い癖で)表面だけクリスチャニティの「社会正義」を輸入しちゃったもんだから、あのような悲惨な風景が生まれてしまう。

 あちらではドナルドが、偽善者オバマの後を継ぐべき偽善者ヒラリーに勝ってしまったように、UKがEUの偽善に愛想を尽かしたように、「多数」である弱者以外の連中が、「実は自分たちが社会的弱者に貶められているんじゃないのか」と気がついてきたってことなんでしょう。 

 この手の話はパラリンピックなどにも通じるものがあって、書き続けるとキリがないのでやめにします。

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