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2017年1月16日 (月)

セダス三國志(無双はとった

 いざ改まって予想を書くとなると、前回すでに泣き言を述べたとおり、手がかりがとても限られている。
 次作DA4(仮称)にExalted Marchがあるのかないのか予想せよ、なんて正直作り手の思惑次第なんで、途方に暮れちゃいますが、「このパターンならありうる」という線で行ってみるしかないと思います。

 まず、「歴史」のお勉強。なお、悪しき島国教育のせいで、「地理」は「地球の歩き方」レヴェルに貶められてしまっていますが、「歴史」を知るときは、必ず地図を片手に。セダス大陸の地図を参照ください。

 The Exalted Marchesと複数形になるように、セダス世界では過去数次にわたる遠征行にその名が冠されています。

・チャントリー歴紀元前、古代テヴィンター帝国のマジスター支配に対する、アンドラステ主導の蛮族による討伐遠征。

 きっかけは、蛮族がダークスポーンに押し上げられた説、またはアンドラステがメイカーの啓示を受けた説など諸説あり。エルフの英雄シャルタンに先導された叛乱奴隷たちの助力もあり、遠征は帝都ミンラソウス直前まで進軍したが、夫とされるマフェラスの裏切りにあって帝国の手におちたアンドラステは、焚刑に処される。帝国との和平工作により、マフェラスと息子たちが、南方地域の支配権を獲得、戦功あったエルフたちはデイルズを獲得する。

・デイルズのエルフに対する、チャントリーの討伐遠征。

 独自の信仰を保持するエルフたちは、テンプラーによるデイルズ域内でのチャントリー布教活動を拒絶、さらには第二のブライトへの参戦を拒否したことなどから、チャントリー世界との間に修復不能な亀裂が生まれる。グローリー・エイジ2:10、エルフの攻勢によってオーレイ首都ヴァル・ロヨーが危機にさらされたディヴァイン・レナタは、デイルズのエルフに対する聖戦の開始を宣言。参戦したのはオリ―ジャン軍のみであったが、デイルズは善戦空しく首都ハラムシラルを占領される。降伏を拒否し、徹底抗戦を目指したデイルズであったが、2:20、エグザルテド・プレインズの戦いで敗れ、抵抗も潰えた。ハラムシラルにはヒューマンが入植、エルフは、オーレイに創設されたスラム、エイリアネイジでの生活を余儀なくされ、それを拒絶する者らは放浪の民となった。

・スタークヘイヴンの支配を窺うテヴィンター帝国に対する、チャントリーの討伐戦。

 スタークヘイヴンの実効支配に失敗したフィラス王は、盟友テヴィンターから放逐された。代わりに帝国自らが同都市国家を版図に加えることを恐れたチャントリーは、2:80、スタークヘイヴン奪還を企図して聖戦を宣言。帝国との間に一戦を交え、都市国家の独立を保持した。

・ブラック・ディヴァイン支配の帝国チャントリーに対する、チャントリーの討伐戦。

 タワー・エイジ3:87、主としてメイジ及びマジックの取扱いに関する方針の食い違いから、帝国チャントリーはオーソドクス・チャントリーと袂を分かち、ヴァル・ロヨーのディヴァインに対峙する帝国ディヴァイン(チャントリー側からはブラック・ディヴァインと呼ばれる)を新たに擁立。アンドラステ世界を二分する抗争に発展していく。ブラック・エイジ4:40からエグザルテド・エイジ5:10にかけ、帝国チャントリー支配の打破をめざし、オーソドクス・チャントリーは都合四回の聖戦を敢行する。いずれも帝都ミンラソウス占領には至らず、両チャントリー間の断絶が決定的となった他、南方地域のメイジが多数帝国領内に逃亡した。さらなる聖戦が予期されたが、第四のブライトが勃発したことで中断。帝国はブライト戦に関する一切の助力を拒んだ。

・クナリ占領下のリヴァイン奪還を企図した、オーソドクス・チャントリーの聖戦(帝国チャントリーと事実上、協働)。

 スティール・エイジ6:30、パー・ヴォランを占拠し、セダス大陸への橋頭堡を得たクナリ軍は、セヘロン及びリヴァインへの侵攻を開始する。6:42までに、クナリは帝国の大部分、リヴァイン、アンティヴァを版図に加え、フリー・マーチズをも手中に収める構えとなった。ところがこのクナリ侵攻に対して、ヒューマン文明世界が小異を捨て、大同団結するためには、ストーム・エイジ7:23までを要した。7:25から7:85にかけ、セヘロン及びカリナスの奪還を目指す帝国チャントリーと、リヴァイン奪還を目指す南方チャントリーが、都合三回にわたり聖戦を敢行。7:52の第二次攻勢は大敗走となったが、7:55に宣言された最後の聖戦は7:84まで続き、クナリの版図はパー・ヴォランの他、リヴァインの都市コンタールを支配するにとどまるまで押し戻された。帝国を除くヒューマン世界は、戦乱がもたらした破壊の復興を優先事とみなし、クナリとの間に和平条約(7:84ロメリン協定)を締結する。ひとり帝国だけは、戦争継続の意志が旺盛だったが、クナリ自身がパー・ヴォランまで軍を下げたため、以後の戦いは小康状態となった。

 その他、ドワーフ地下都市オーズマーに対する、チャントリー宣教師殺害事件への報復(別のケースでは、チャントリーのレリウム供給独占支配の維持)を理由とした聖戦、または、大尼僧もろとも当地チャントリー大寺院が爆破され、直後にメイジ叛乱が猖獗を極めたカークウォールに対する聖戦が、いずれもオーソドクス・チャントリーの名の元に宣言される危機があったが、ときのディヴァインの判断により回避されている(後者の時代はディヴァイン・ジャスティニア)。

 何を読み取るか。
 ご覧のとおり、歴史上のエグザルテド・マーチは、まだチャントリーが設立される以前、紀元前のものを除けば、オーソドクス・チャントリーが、ディヴァインの名の元に宣言するものであります。帝国チャントリーのクナリ侵攻に対する反撃も聖戦としてくくられていますが、帝国はロメリン和平協定に加わりませんでしたから、あくまで独自の戦いを貫き、現実主義的に(クナリに二正面戦争を強制するという目的で)オーレイ他南方チャントリーの軍勢を利用したとみるべきでしょう。

 DA4でエグザルテド・マーチが描かれるかどうか、それはわかりませんが、仮に描かれるとしたら、それはディヴァインのご聖断を仰ぐ必要があったということになります。

 DAIのエンディングで、ジャスティニアの後を継ぐディヴァイン・ヴィクトリアは、三名の女性の中から誰かが選ばれたことになります(第四の道はなかったような気がします・・・)。
 手掛かり足掛かりは、むしろそれしかない。その分岐が面倒くさいから、DA4冒頭でいきなり新ディヴァイン暗殺!とかやったら、またME3エンディング騒ぎかよ、BioWare/EAはもうおしまい(笑)。その禁じ手はない前提。

 大事なのは、誰がディヴァインの場合でも成立するシナリオでなければならないというところ。リメンバー、主流ゲームでは、プレイヤーの一部が決して目にすることのない重要コンテンツに、予算ぶちこむことはもうできないのです。だからヴィヴィだったらマーチズの何かを理由に侵攻、キャスだったらネヴァラ、レリだったらアンティヴァとか分岐できません。いや、そうなったら三回もプレイできるからうれしいけど、開発コスト回収できないからMLはクビになるでしょう。それから忘れてはいけないのは、ディヴァインに選ばれなかった残りのふたりだって、まだふつうに営業中です。場合分けはそこも勘案しなければならないから大変。

 ところがお題は「帝国への聖戦はあるか否か?」ですから、標的は一個に限定してしまおう。確かにそのほうが理にかなってる気もするし。(対クナリ戦てのもたしかに魅力ではありますけど、話が拡散しすぎかな)

 では、いかなる動機で、顛末で聖戦まで行ってしまうのか。ここが難しい。なぜなら三者三様、各自琴線(または逆鱗)は異なるわけですから。

 レリは、命の恩人であり、師匠であり、先代であり、(そしておそらく愛人であった)ジャスティニアに対する想いに衝き動かされる。先代は上述のとおりエグザルテド・マーチは行っていない。「博愛」と「犠牲」の精神を重んじていたお方。帝国の横暴に対する怒りの着火点はレリアナが一番低そう(三人ともめちゃ低そうですが)。エルフやメイジなど、虐げられる者たちへの慈悲の心が一番強そう。

 ヴィヴィは、どう考えてもメイジ絡みのテーマでしょう。良くも悪くもメイジ・エリート化計画、チャントリー及びサークルの再構築。ブラック・ディヴァインとの思想対決。

 キャスは、オリジンであるネヴァラに対して「未練はない」とうそぶいておりましたが、亡兄の想い出に絡めてくるのかなあ。シーカーあがりですから、当然メイジ・テンプラー抗争には他人事ではいられない。

 さらに言えば、隻腕になったとはいえ、ディヴァインの側近で並々ならぬ権勢を誇っているはずの(「元」かな)インクイジター本人も、言いたいことがあるだろう。復讐なのか謎の解明なのか、動機はともかく、彼(彼女)の余生、ハゲ問題(フェンハレル問題)を抜きにしては語れない。

 こうした中から、最大公約数をひねり出さねばならんのですが、そんなのわかるわけない(笑)。
 辛うじてメイジ問題が共通項。それにフェンハレル問題が絡んでくる。その線の延長上にエルフ問題。
 そして「聖戦」というのなら、帝国がまたとんでもない悪事を企んでくれないといけない。

 途方に暮れてしまいますが、単なる思いつきでよければ、やはり気になるのは帝国東方に広がるアーラサンの森(Arlathan Forest)。 古のエルフ帝国エルヴェナン(Elvenan)の首都が位置していたとされる、今は深い森。
 だいぶ陳腐ですが、ここが物語(少なくともフェンハレル問題)の核となると考えるのが自然。
 帝国はどんな悪事に手を染めるのか? アーラサン復活(再浮上)を目論むハゲにそそのかされ(脅迫され)て? クナリ戦に決着をつけ、南方諸国も黙らせる古のエルフの究極兵器(魔法)かなんかを発掘して? とりあえず草刈り場マーチズとかネヴァラに侵攻?

 三国志いうなら、要衝であった劉封の荊州なんて、ネヴァラにどんぴしゃな位置関係なのですが。帝国のネヴァラ侵攻か、逆にクナリがネヴァラと協働しての帝国挟み撃ちとか、面白いっちゃ面白いんですけどね。

 くどいですが、DA4でExalted Marchが描かれるかどうかなんてわかりません。
 あくまでフェンハレル問題が物語の中核であるという前提での、想像、妄想ですので、ご理解いただきたい。
 その他、ネヴァラお家騒動、アンダーフェルズのウォーデン問題(グリフォン?)、東海の真珠アンティヴァ・シティ初登場(ついでにまともな「お船」も初登場!)とか、個人的に見てみたいネタはてんこ盛りですが、プレイ時間100時間を優に超えてしまいそう。全部は無理かなあ・・・。SkyrimのBethesdaならやるだろうけどなあ・・・、ってエンジンの開発効率が違いすぎますかねえ。

 え、古の神登場ですか? オーレイのウォーデン軍団は、ほとんど無に帰しちゃったんですよね? そのタイミングでやるかな?
 つうか、それってDAOの蒸し返し(ご記憶のとおり、DAOオステガー戦の生き残りウォーデンはたった二名、後にドレイケンの戦い前にもう一名参戦して三名)、なんか同じじゃん。
 それこそ、ドラゴン・エイジの最終期まで取っておくんじゃないの? 二柱まとめて登場とか?(あたしが生きてる間に、そこまで物語が行きつくのかどうか・・・)

 また何か思いついたら、書き足すことにしよう。あたしがすっかり忘れてるネタも歓迎します。

(追記)読み見直してから思いついたのは、DAIトレスパサーの最後でしたっけ、なんか禿にクナリが協力してたような。あれはなんでしたか?

 その線から、禿がクナリをそそのかして、帝国領内に再侵攻(アーラサン奪還目的)。ときあたかも帝国領内ではダークスポーンの軍勢が蠢動をはじめ、押し込まれた帝国が南方に、(表面上でしかないが)援助を泣きつく? 陰謀亡者が好きそうなネタで、パトリックならこれあるかなあ。クナリ戦もメインのネタになるしね。

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コメント

おっしゃる通り、テヴィンターに対してExalted Marchを発動するには、理由が必要ですよね。一応TrespasserでExalted Councilというのを名目上作っているからには。三人の大使、ティーガン/モンフォート/ドリアンの暗殺、これはあってもおかしくない気がします。それを仕組むとすれば三国安定統治を壊したい誰か。順当に禿クナリでしょうか。

個人的にはそこにドワ勢力が絡んでほしい。一応布石はあると思うんです。Kal-Sharokの連中をチラ見せされているので、禿とは違うベクトルで脅威になったりしたら面白いなあと思ったり。

やっぱりあと半世紀もあるのに、テヴィンターと開戦しちゃうのはいささか早い気もしますね。DA4は陰謀に気が付いてそれを阻止するくらい?(つまり禿フルボッコ?)

 DAIトレスパサーを1.5周しかしておらず、エピローグの場合分けを把握しきれていないので、本記事を書いてからですが、仕方なくDAWikiに頼ってしまいました。
 帝国というよりも、禿とクナリ、そして失踪エルフのネタがギラギラしてますね。クナリが帝国に攻勢を再開するなんて場合もあるみたい。
 100時間オープン風味ですと、DAIみたいに前半・後半戦に分けるというケースもありうるんで、テヴィンタ-悪役説も排除できませんが・・・。聖戦がある場合、その向け先は、禿(および失踪エルフ軍団)とクナリかなあ説に傾き始めました。まあ、全部いっときゃ、どれか当たると(笑)。
 ディープロード(ドワ)も再訪してほしいですね。古の神繋がりか、古のエルフ帝国繋がりかわかりませんけど。 

自分、生臭い動機での聖戦発動って意外にあるかもって思ってます。DAIでのハラムシラルのくだりとか見てると、レリもキャスも実際の判断に関しては割とその場凌ぎ(ギャスパーがセリーンぶっ殺しても帝国がまとまるならok)&タカ派なので、案外欲深全開の聖戦とかやりそうで。

だって相手ビザンツだし(笑) そろそろクナリにもベルケ&フレグ的なキャラが出てくるんちゃいますか。

 クナリ=ゴールデン・ホード説、確かにアッバース朝バグダード滅亡の再現なんてのも面白い、見てみたいですねって、どっちやねん!
 もし宗教的な意味で、イスラーム系(モスリム)モンゴル(あるいはクリスチャン・モンゴル)のお話をされてるんであれば、うーん、どうでしょー・・・。それに関して言えば、ベン・ハスラスって何者なんでしょね? 彼らだけがクナリの中で「理性的思考」を保ってるという感じが、ご都合主義でどうにも解せませんけど。

 あたしも、もともとDnDのシティー・アドヴェンチャー・シナリオも、物語としての陰謀公家ものが好きですし、ふつうにそれを期待したいところなんですが、BioWareですからね・・・。ゲイダーさん抜きでどうなるんだろ。

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