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2016年7月

2016年7月31日 (日)

緑のシャツ

 あーっ、めんどくさくなってきた、どうやら投票率もむっちゃ良さそうだし、どうせあのお方勝つんだろうし、さぼるかあ。

 どうせ何ミリオンか分の一。影響力モブキャラ以下やん。なんで目を吊り上げて「棄権した奴は文句言うな!」とかいう人いるんやろ。土台、あなたの投票のインパクトなんて、ppm(ピー・ピー・エム)オーダーですよ? 1ppm=0.0001%ですよ。しかも投票率50%つったって、ミリオン人どころじゃないでしょ。前回で5ミリオン弱。上の数値にさらに20%かけて下さい。

 と思って、「主人公」として愉しめるFallout4の"Vault-Tech Workshop"に逃避しようとしたが、やはりブログで偉そうに書いてしまった手前、行かざるを得ないと思い直し、仕方がないから着替えはじめたら、パラパラと雨(笑)。

 お、口実できた、と思ったが空はかなりの晴天。間もなく雨もやみ、逃げ口を塞がれた。

 めんどくせえなあ、なんでネット投票にしねえのかな、と思いつつも、こんな島国の杜撰なセキュリティでは、そっこー革命党政権が誕生し、18歳に達した時点で男女問わず兵役義務を負わされて徴兵。自衛隊は解体して党の軍隊に改編し、ただちに核武装。本土や沖縄の米軍基地はすべて撤収し、沖縄には穴埋めに同志コミュニスト国家の前線基地が設置される。ゲート前でデモなんかしたら、問答無用で全員射殺だ。

 党公認以外の宗教活動はただちに禁止され、従わなければ国事犯で重罰。皇室の扱いについては言わずもがな。国歌・国旗は刷新され、公の場で詠唱しない、掲揚しない、起立しない等の場合も国事犯となり、略式の裁判を経て銃殺刑。

 党員以外は、地方レヴェルですら政治には一切参加できず、裁判官、軍高官、官吏・官僚にさえなれない。エリート大学の入学試験の際にも、親族に有力な党員がいるかどうかは大きな査定要因。ビジネスは計画経済の完全規制下におかれ、プロスポーツは全面規制。
 話題となっている障碍者施設は全廃。理由はご想像にお任せします。
 あ、でもメディアとかアカデミックは、今とあまり変わらない(今でも、ちょうちん記事マスコミと曲学阿世の徒の集まりだから、さくっと変節して何事もなかったように新政府を礼賛する)。

 ポウケモン? そんなんあるわけない。許されるのは、米空母撃沈ゲームとか、国威発揚に役立つゲームのみだ。ただしハッカー、プログラマーは優遇されますな。優秀なら国家エリートだ。

 と、あたしが生きているうちになってしまうのもイヤなので、いまどき紙と鉛筆方式で我慢することとし、ぐずぐずと着換えして家から出ようとしたら、「緑色のシャツ」を着ていることに気が付いた(笑)。

 これはあかん。かつて、個人的にまったく興味のないサッカーのワールドカップが島国で開催されたとき、仕事帰りにポンギで飲もうとして、不用意に青いシャツを着て行ったら、あの交差点でものすごい人の波にもみくちゃにされ、殺されそうになったことがある。
 まったく知らん奴らが、みな酔っぱらって、(青シャツを見てだろうか)ニコニコしながら寄ってきて、さらにその後ろからも押されて寄り掛かってきて、クマの襲撃を恐れてパニくり、圧死した比内鶏の雛みたいになるところだった。

 さすがにそこまでではなくても、余計な印象を与えるのは困る。「あー、あいつあの人に投票する気なのね」とか。だいたい「緑を身に着けてくださーい」とか、わけわからんし、はた迷惑なんだよ。都政と一体なんの関係があるのだ。
 あわてて無難な「黒シャツ」に着換え、投票場に行って、投票して、帰ってまいりました。この間、約五分くらい。

 だって、公民会館的な会場が家の目の前で、素足にビーチ用スニーカーで行けるんだもん。
 いや、石田純一には入れてねえよ。そこまでバカじゃねえ。

2016年7月30日 (土)

ちほうじぢの削除を要請しました。

 下の西本願寺の記事を見て、よし、今日の記事いっこゲットと思いつつ、買い物など用事を済ませるために近所のJR駅前に行ってきた。

 ちほうじぢの乗った選挙カーが駅前の交差点を通り過ぎた。
 着ぐるみかどうか見分けは付かなかったが、一応本人が乗っていることになっていたようだ。

 さっそく、出現ポイントの削除要請をした。(うそをつけ!)

 家に戻ったら、Fallout4のVault-Tech Workshopをプレイしようと愉しみにしていたのに、これで全ての運気が消えた感じがする。金と暇さえあれば告訴したい。
 とっとと死んで欲しいが、投票前に死なれると色々ややこしいので、投票終了直後に死んで欲しい。

 下は、ソースが侮日新聞であるところが、ちょっと気に食わない。押し紙でどう取り繕っても、週刊文春、週刊新潮以下の発行部数まで落ちているはずで、事実上倒産していてもおかしくないのだが、自社が消滅する前に島国も道連れにしようと、ライヴァル紙の半分の給料もらえていない記者たちが、島国にとってネガティヴな記事集めに日夜奔走している、島国を代表するクオリティ・ペーパーだ(トイレ用として)。 

https://news.nifty.com/article/domestic/society/12159-0730m040091/

 「一転」など余計なことを付け加えており、あきらかに「君たち、そんな節操のないことでどうするのだ」という、得意のものすごい傾斜を付けた記事なのだが、実はその直前には、京都の寺社が、(当初さっそく禁止を打ち出した西本願寺以外)回りを様子見して、後出しじゃんけんする気満々だったみたいなこともニュースになっている。

 さすが京都、なんでもよそ様の顔色窺ってから、あたかも自分で決めたように振る舞うえげつなさははんぱないが、 しかも「任天堂」ホームってことも大きなファクターではあったのだろうが、でも朗報でしょうね。島国の「自由と正義」にとっては。(ポウケモンにとってはじゃねえよ)

 ということで、戦場は大学に移行するようだ。

http://www.j-cast.com/2016/07/29273985.html

 次は、「大学自治」(笑)を振りかざす大学がターゲットとしてロックオンされそうだ。
 この「大学自治」こそ、なんの根拠もない、実態としては「公共の福祉」に反する紛れもない「『特権』濫用」。まるで与えられた権利であるかのようにそれを振りかざすことで、官憲の監視を逃れ、テロリズムの温床になっている危惧さえある。それが、ようやく白日の下にさらされるであれば恭賀の至り。

 そうやって、不当抑圧(ファシズム)、弱者などを気取った特権濫用、暗黙裡のパワー・ハラスメントなど、空き地の石をひっくり返したら気持ち悪い虫がうじゃうじゃ湧いてくるような感じで、この島国のこ汚い全ての既得権益や「封建制度」を明るみに出して、片っ端から退治してもらえると、あたしも後顧の憂いなく安心して死ねるというものです。

 やっぱGoogle的な発想というものは、既存権益に壊滅的な打撃を与えうるんだなあ。
 Googleの野望に100%アグリーしているわけではないが、永年ひっそりと社会の血を吸ってきた薄汚い寄生虫どもに、反論しようがないほど鮮やかに照明をあてて曝し者にする効果・効用には、やっぱ圧倒的なものがある。一切例外を認めない、いかにも容赦ない白人ぽいやり口が、島国生まれのあたしにとっては、いまいち気に食わないところなんだろうけど、そんな甘いこと言っているから、本物の化け物、モンスターどもがのさばるわけだ。
 ぜひ世界のファシスト国家群も内部崩壊に追い込んで欲しいなあ。

 そして、それまでにポウケモンGo自体が下火にならないよう、祈るばかりです(笑)。

サンデル、そろそろ正義の話しろよ。(冷笑)

 ここのところツキノワグマ問題が本当に心配で気になって仕方がなく、また週末には痴呆老人のちほうじぢが成立してしまうのか、そうなったらあたしの住民票はどこへ移せばいいのだ、と気もそぞろ。

 まあでも後者については、今日くらいにご本人が「え、立候補? 選挙? 何の選挙? それより今日朝飯くったっけ?」とかなるんじゃないかと期待しているんですけどねー。このネタすでにどこかで誰かやってるんでしょうけど(言論封鎖されているメディアでは無理でしょうが)。

 自分でプレイもしていないポウケモン問題にかかずりあう暇もないはずなんですが、やっぱ冷たい目で観察していると死ぬほど面白いのでやめられません(笑)。わずか数人のアイデアから始まったはずのこれ、ここまでの大騒擾を巻き起こすというのは、Google(的な発想)のすさまじさを物語っているわけでしょうし。良くも悪くもエポック・メイキングな場面に立ち会ってるんだと思いますよ。MSのWindows、ジョブズのiPhoneとか、Amazonなんかの比ではありません。もうインターネット・プロトコルが普及し始めた当時と同じくらいのインパクトじゃないんでしょうか。
(ポウケモンGoそのものがではなく、そのコアな部分の「Google的なもの」を言ってるのでお間違いなく)

 ああ、やっぱこの島国は、せっかくアメリカ様から戴いた、押し付けられたお仕着せの平和憲法(笑)を読みもせず、ありがたがって神棚に祀っておがんでるだけなんだなあ、と再確認することもできましたしね。

 いくらメディアの論者がバカばかりとは言っても、全部が全部はげ山ハッチみたいなゴミクズではなく、中には本物のれっきとしたインテリも少数いるはずで、彼ら彼女らは、下に述べることについてとっくにご存知で、門外漢のあたしなんかより上手に説明できると思うのだが、一向にそういう議論は出てきていない。
 それもそのはずで、メディアの集中砲火に曝されている中でうっかり顔を出したら撃たれる、絨毯爆撃の餌食になる。ヘルメット必死に抑えて、塹壕の中で縮こまっているに越したことはない。そういう判断をされているのでしょう。

 正しくは「愚行権」、でもそういうと人聞きが悪いので、「幸福追求(希求)権」と言い直すのだそうだ。

 平和憲法(笑)では、次。

「第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」

 たとえ貰い物、犬コロに投げ与えるように、アメリカ様から泥土の上にぽんと置かれたのであっても、憲法には違いない。そして、これだけで議論は終わる。

 ポウケモン・プレイヤーは、(たとえ人様から見たら、ひながひねもす、あんなんわけわからんもんプレイして頭おかしんちゃう、アホ、バカ、スカポンタン、ガキ、幼稚、引きこもり、オタク、リア貧、ロリコン(つうかぺド・ベアー、性的異常者)、ヘンタイ、大きなお友達、カルト集団、キチガイ、ゾンビ、その他ありとあらゆる罵詈雑言の対象であったとしても)ポウケモンをプレイする自由を有し、政治はそれを最大限尊重しなければならない。

 ただし、公共の福祉に反しない限り。

 よそ様から見たら、無駄で意味も価値もなく、どんだけ暇人なんだよ、ばかじゃないの、というものであっても、すなわちいかなる「愚行」であっても、本人が楽しければ(自分でそれが幸福だと思うなら)いいんじゃないの、好きにやれば。でも憲法の他にも(公共の福祉という難しい概念を説明し、範囲を定めている)色々な法律の決まりがあるから、それは守ってよ。

 ポウケモンに限りません。飲酒・喫煙(島国では法で禁止されていない)だって愚行と見なされる場合あるし、法で許される範囲のAVヴィデオや、果ては自傷・自殺(島国では法で禁止されてない、いや島国は罪刑法定主義なので、正しく表現すれば刑事罰はないですよね)。
 有名な例は、よく遭難者が出る登山。

 そしてややこしいのは、「最大の尊重を必要とする」の部分で、よく言われる「自己責任」の議論もここに関係する。自分の責任だって満足にとれそうのないはげ山ハッチ並みに頭悪いやつらが、そっこーで思考停止して二言目には「自己責任」だから、とほざいていることに関係する。

 じゃあ、御嶽山大噴火の際にたまたま登山していた登山家たち。なんで陸自のブラックホーク(なぜか彼らそう呼ばないのだけど、あれブラックホークだから)は救難に向かうの? とうして地元は捜索隊を編成して遭難者を探すの? すべて登山家個人の自己責任じゃないの? おれだったら、あんな危ないことしない。あんな危ないところ最初から行かない。運が悪かったのも自業自得じゃないの?

 そうではない。「立法その他の国政の上で」(やっぱ平和憲法(笑)の島国語はちょっと変だね)、「最大の尊重を必要とする」のだ。
 登山家が難しい山に登ることに幸福を見出すことを尊重する。「あたしが考えるに、登山そのものがどーみても危ない、割に合わない、楽しくないからやめたほうがいい。家で寝っ転がってゲームしてたら噴火にもあわないし」と思っても「登りたい人に登るな」と不当に阻止しない。これは基本。

 それだけではなく、登山には当然危険を伴うのだからその予防、排除も最大限行う。いざ登山者が遭難する事態になれば、ただちに対応できるように、救援の手続きを定め、物資人員を確保しておく。そう法で定め、行政が管理する。
 それではじめて、この島国には「自由」がある、「自由国家」を名乗れる。「正義」が確立しているといえるのだ。

 自分の国にある山にすら、まともに登れない。好きなところに行けない。そういうどこかの大陸国みたいなところとは違う。(そういうところでも、バックアップがなくても平気で登っちゃう「冒険者」の愚行権てのもなかなか面白いテーマですけどね。あとは高層ビルの間で勝手に綱渡りする人とか、安全帯なしで登っちゃう人とか)

 そういえば、北海道の山奥で、言うこときかないガキを置き去りにしたパパさんを、どうして村の消防団、警察、陸自までバックアップせにゃならんかったのか。パパさんに愚行権があったのか。ガキのほうには、まだまともな人格は認められてないだろう。これは、「生命に対する国民の権利について、最大限尊重する」と読み解くのかな。やっぱ島国語としてはおかしいけど。

 あたしも何かトラブルに巻き込まれるかもしれないから、お互いさまよねー、というそこらのおばちゃんたちの「互恵」のセオリーは、微笑ましいし、それもまた島国のコミュニティでは、醤油の貸し借りのようにあれば嬉しい、あるいは必要なものだろうけど、そのことではない。まず「個人」ありき。「個人の自由」ありき。その上で、国家はそれを尊重する義務を負う。憲法にはそう書いてある。

 警察を含む行政にはわかりきっていることなので、敢えて言わないのだろうが、彼らは職業上、個人(ポウケモン・プレイヤー)の自由をむやみに制限してはならないことは知っており、完全にその線に沿って行動をしているし、しなければならない。それと裏腹にプレイヤーを含む、国民全体の「公共の福祉」を維持する義務も負う。

 「ポケ駐」は形式的にすでに駐禁違反なのだから、一斉に取り締まる。いつもの島国警察の「恣意的」、「選択的」な取り締まりだが、まあやつらにある程度は裁量が認められちゃってるから、不服なら裁判で争うしかない。他にもなんらかの法の定めに抵触しているのなら、そういう違法行為を排除したり、場合によってはしょっぴいたりする。
 「歩きスマホ」や「ポウケモンながら運転」で事故を起こせば、罰せられる場合もある。ゴミや吸い殻を不法投棄したなら(それを律する法・条例等で)正しく処分される。

 全世界で75ミリオンですか、島国でどんだけダウンロードされたんか追跡していないけど、10ミリオンくらいですか? 島国警察のマンパワーでは若干多勢に無勢、無力なことは間違いないと思うが、「法治国家」を名乗りたいなら、ここまでのことは正しく運用されないといけない。
 
 ところがそれと、法隆寺、出雲大社、ヒロシマなんとかドームの横柄かつ傲慢な対応とはまるで別物なのだ。やつらは個人の自由を「不当」にも制限しようとしている。なんの権利があるのか知らないが「愚行」を誅しようとしている。それこそ「天罰」、「仏罰」を与えよと呪っているかのようだ(その限り、呪ってるだけでは法に抵触していないんだけど)。

 ま、法隆寺と出雲大社にはちょっと同情する。祀っているのが「祟り神」、「荒ぶる神」という説もあるし、寺社を守る立場からしたら、「てめえら、騒ぐんじゃねえ! せっかく静かにお休みになっておられるのに、神(仏)様、起きちまうじゃねえか?!」と半狂乱、ヒステリックになって、あわてて拙速、余計な振る舞いに及んだのに違いない。そして門外不出の秘伝に「困ったときは、これ読んでね」と記載されているのかもしれない。
 あの島国人とは思えない傲慢な書きぶり、言い振りは、「あー、もーだめだー、災厄が振りまかれるよー、邪悪そのものが眠りから醒めちまうよー?!」と、きっともうパニックになった。ドラクエで、あるいはブレイブリー・デフォルトで、ラスボス(らしき存在)がゲーム冒頭に覚醒し始めるシークエンスで神官たちが右往左往して居る様だったのかもしれない。そう信じてあげよう(笑)。

 ところが、なんとかドームについては一ミリも譲る気はない。今はゴミ箱に警告を貼っている(なんでそんなところに貼るのかしらない)だけのようだが、それだって本来の憲法の精神から言ったら、個人の自由(すなわち愚行権)をないがしろにする、なんの法的根拠もなく、個人を不当に束縛する「恫喝」行為なのだ。「リベラル」の正体見たり枯れ尾花。
 やつら、大好きな平和憲法(笑)も読んでないのだ。安保条約も読んでいないらしいので、島国ではいつものことだが。(まぢめに安保条約読んで的確につっこんでいたら、「戦争法案」の説明はとても成立しなかったそうですけど、アベ死ねとか、人殺しとか、悪口雑言罵詈讒謗を考えるのに忙しく、それどころじゃなかったのね。お気の毒様)

 誰か訴えたら面白いと思うんだが、あいにくあたしはそんなとこまで行かないし、あたしのぼろスマホではなにしろポウケモンをプレイできそうにないし、だいたい来週もまた祖国を離れてお仕事だ。 

 と、たかがポウケモンなのに、なぜか熱をおびてきたが、あたしゃどっちかってとビジネス専門、第三者の弁護士様でもなんでもないんで、そんな説明じゃわからんと言われても、どうしようもないんだけどね。

 アメリカ様が押し付けた憲法なんだから、サンデルよ。めんどくさがってないで島国で講義しろよ。
 なに、もう十分儲けを吸い上げたからいいって? 大統領選でドナルドに頭きちゃってそれどころじゃないって?
 ポウケモンなんて幼稚でばかくさいから、よりによってハーヴァード教授が絡みたくないって?
 いや、やつも儲けには目がないから、USで大きな問題が起きたらしゃしゃり出てくるはずなんだけどね。
 ところが、なんちゃって「自由国家」の島国と違って、あっちはなんつっても本家本元なので、「正義」のペナルティ・ラインを超える事態は、なかなか起きないんだと思う。
(自宅の敷地内に不法侵入したやつを排除・射殺する権利はあるから、あちらでは大したニュースではない)

2016年7月29日 (金)

謎の密室圧死事件(でも鶏の雛)

 
 ちょっと意味がわからなかったんですが、93羽のニワトリの雛が「圧死」?
 
http://news.goo.ne.jp/article/sakigake/region/sakigake-20160728AK0006.html
 
 他には探せばニュース映像もあるんで、ご興味があれば。
 でも、圧死って。クマから逃げようとフェンスの一角に93羽一斉に殺到して、下のほうの雛が押し潰されて圧死というのは、あるんだろうなとわかりますが(馳大臣が重大な関心を寄せているという学校の組体操(ピラミッド)崩壊事故を思えばなんとなくわかる)、93羽全部が圧死?
 
 クマ博士(誰がじゃ)としては鶏は門外漢であるし(しかも、クマが鶏小屋内部に侵入したわけではないというのだ)、え、上のほうに乗っかった雛が圧死するというのはどういう状況なのでしょうか?
 
 これって、もしかして哺乳類にはあるというミラーニューロンのミミック現象で、仲間の胸(頸かもしれない)が押し潰されているを観ているうちに、自分の同一部位にも同じレヴェルの痛みを感じて死んだってこと?
 でもそのミラーなんとかは、霊長類の知能の高い種(例えばヒト)でしか確認されていないというし、鶏でしょ? 脳みそちっちゃーーーいよね?
 死骸のパイリングの中に、後ろから頸を突っ込んで自分でひねって死んだのかな?
 なんだかさっぱりわからないんで、ニュースもそういうところ説明しろよ、と思ったんだが、的を得た説明はなかった気がします。
 
 あ!
 よく読んだら、小屋には全部で雛が千羽いたんだそうだ。
 なんだ、死んだのは十分の一か・・・。押し潰された一番下の10%だけだったのか。
 
 てめえ、よく読んでから書けよ!
 誰がミラーニューロンじゃ?!
 し、失礼しましたーーっ!
 
 いやあ、それにしてもクマの被害、いまだ留まるところを知らずですね、秋田は大館からでしたあ、えへ。(笑ってごまかすな!) 

2016年7月28日 (木)

ファシスト焙り出し

 ポウケモンはバカ発見器だと思ってましたが、ファシスト発見器でもあることがわかってきましたね。

 もちろん、世界のファシスト国家ワン・ツー・フィニッシュの対応はご承知のとおりですので、割愛させていただきましょう。

 すでに、鉄道屋の責任転嫁の話は書いたが、核燃料発電はじめ発電関係などの規制ぬるま湯業種に、傲慢な態度がとても多い。

 それから、やはり宗教関係の傲慢さ、横柄さが目だつ。なにかというと「禁止」で、ほとんど理由になっていない理由が示されたり、理由さえ示されないものもある。

 宗教法人というのは公益団体ではないんでしたっけ。
「 人が集まってトラブルになったり、騒がれたりしたら困るので、禁止とした」(寺)
 すみません、いつでも人が集まっている場所なのではないでしょうか?

 騒がれたりしたら困るって、なぜ騒ぐとわかるのでしょうか?
 騒いでから注意すればいいのではないでしょうか?

 特に個人的に納得できないのは、ヒロシマなんとかドームである。

「慰霊・鎮魂のための聖域の静けさや雰囲気を失わせる」
「慰霊碑周辺など神聖な場でゲームはすべきではない」

 宗教と何の繋がりもないにもかかわらず、「聖域」、「神聖」などと自称するのは、一体どういうことなのだろうか。原爆を言えば、誰でも黙ると思ってるんだろうか。原爆ゴロか。

 「神聖な場でゲームはすべきではない」と誰がそう決めたのだろうか。百歩譲って「神聖」だとして、それとゲームはなぜ両立しないのか。意味がわからない。あまりに一方的で高慢な発想ではないのか。勝手に名乗るのは宗教に対する一種の冒涜ともいえるし、これこそ自家製ファシズムそのものにしか見えないのだが、ポウケモンは直接関係ないのであって、逆に宣伝に利用しているとも受け取れる。

 そして二言目には「訪問できなくなったという市民の苦情が多く寄せられた」というが、何通寄せられたのか、本当にそれぞれ独立した苦情なのか、決して明かされないのはいつものことだ。

 もちろん、ものの言い方の違いは大きい。宗教法人でも、「この森の中の生き物は捕まえないように」とやんわり嗜めているところもあるそうで、紋きり型に「だめだ禁止だ」としているところとは、センスの良し悪しが出ている感じだ。どちらに神様が訪れるか、わかってしまう気がする。

 前者が伊勢神宮で、後者が出雲大社とわかると、「さもありなん!」と感じてしまうのは確かであるが。

 公共施設でもゼッタイに立ち入り禁止を守ってもらわなければならない場所だってあるわけだ。たとえば街中であれば、貯水場はかなり重要だ。

「市民の水を管理する貯水施設には絶対に立ち入らないでほしい」(水道局)

 これにしたって、ポウケモンは関係ないわけで、普段から絶対立ち入り禁止であるわけだし、騒ぎが起きてからは警備をさらに厳重にする対応をしているという。猛毒や汚染物資でもまかれたら街ひとつ死にますからね。

 ポウケモンのプレイヤーがまくなどと言っているのではなく、ごたごたで見分けがつかなくなることの危険性を言っているのである。
 神社仏閣で不審火が続き、トイレが爆破されるこの島国では、もうそのくらいのことが起きても、まったくおかしくないのだ(ポウケモンは直接関係ない)。

 簡単に言うと、不特定多数の人命に直接大きな影響を及ぼすようなところは、立ち入るのやめましょうよ。これは無条件に守ってもらわないと困る。
 「いやあ、うっかり警備手抜きしてました」では遅いのだから。

 公園で人とぶつかった、自動車事故起こした。事故もらったほうは、たしかに怒りたくるだろうが、ポウケモンがなくたって、よそ見事故は起きるでしょう。運が悪いと思うしかない。

 神社とか仏閣とか、なんとかドーム?
 そんなの、ただの建物、人住んでるわけじゃないし、正直どーなったっていいべ。
 人命に関係ないし、国家の存亡にもなんの関係もないのだ。

 京都は文化都市だから、御所があるから、USが爆撃目標から見逃した?
 そんなんゆうて鼻膨らましてんの京都人だけ。天皇陛下のおわしました東京が爆撃されてっからね?
 寺しかねえから、価値がねえから戦略目標から外されたんだ。リトルボーイの当初目標は京都だったという説だってあるのだ。

 第一、宗教法人は公益団体と称してはいるが、特定の利益団体が私物化してるようなもんだろう。 燃えちまったら建て直せばいいじゃん。
(あたしの言っている、神社仏閣の不審火連発は、わけがちがう。そっちは思想犯の疑いが大きい。多くの寺院にペンキ塗りたくるところまですでに来ているんで、次は組織的な放火が来るだろう。建物が燃えて大変がどうのこうのではなく、れっきとしたテロリズムのおそれがあるのだ)

 やはり、理由もなく勝手に規律を押しつけ、人様の自由を奪うようなファシズムが生まれるのは、こうした宗教、思想、そういう分野がスタート台なんだな、ということが今回の騒ぎで如実に感じられたところです。

(あたしから答えは述べないが、そう言えば沖縄で大した問題が起きていないってのは、どういうことなんでしょうね? なんとかスポット(すんません、プレイしたことないんで、細部不確か。抜けてる部分は勝手に埋めてください(笑))が少ないってわけでもないようだし、この違いって、結構色々なことを物語っていると思うんですよね)

 島国では、残念ながら、やっぱ宗教・思想といった部分がいつまでたっても未熟である。発想は実は戦前のままである。政治も宗教・思想が牛耳っているから結局同根なのだろう。
 これ、もう一回戦争やるんだろうなあ、しかも過去毎回そうであったように、また自分から吹っ掛けるんだ、と我ながら心配になってしまうほどだ。願わくば、あたしが死んでからにして欲しいところだが。(ここまで書いて勘違いされるわけがないだろうとは思うが、ポウケモンネタだけに坊ちゃん嬢ちゃんが迷い込んでるかもしれないんで、ガキはクソして寝ろ。それ以外で勘違いしてる人に言っておくが、「戦争法案」のせいで戦争を始めるのではないんだ。「戦争法案ハンターイ」と言ってる連中がもっともファシストに近く、だから危ないのだ。上はそういう文脈である)

 ところで、お前はポウケモンには甘いが、ドローンはどうなんだ?

 あれはダメよ。だって汚染物質や放射性物質を簡単に散布できるから。
 ポウケモンをそのまま(今の形のまま)兵器として使うのは難しいが、ドローンは兵器そのものですからね。 あ、でもドローンが出雲大社に墜落、爆発炎上してもどーってことはない。建物なんて建て直せば一緒。現に何度も建て直してるでしょう。そんなことを心配しているのではないので、あしからず。

2016年7月27日 (水)

ハトヤマちがった、はた山ハッチ。

 よりによって、すがやみつる先生と間違えるとは・・・。

 でも、憤りを覚える前に思わず笑ってしまった・・・。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1607/26/news133.html

 というか、すがや先生も「おいしい!」と思ってるのかもしれませんが。

 先生は、名にし負う「ゲームセンターあらし」の人ですよね。

 控えおろう!

 あっちのうすら禿げは、はた山ハッチ。ゴミみたいにくだらない四コマ漫画しか描いてないやつだ。 (まあ、そっちは「炎上すればもうかるべ」と思ってるのは間違いないんだけど)

 よりによって、アーケード・ゲーマーのマンガ描いたすがや先生が、ゲーマーたちのフレンドリー・ファイア、味方側誤射をくらっちゃうのは、ちょっと気の毒ですけど(笑)。

 あたしがいただけないのは、こっちだな。鉄道屋ごとき、何様やねん。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12112-2890894715/

 鉄道施設にポウケモン置くなとか、いったいぜんたい、なんの権利で言っているのだろう?
 鉄道施設ってどこまで入るんですか?
 え、なに、線路全部をなぞってなにかしないといけないの?
 そもそも、ポウケモン側が、そんな面倒くさいことやる? もし「要望書」でそれが可能なら、みなではた山ハッチの自宅周辺に、ポウケモンがいぱーい出るなんとかスポット?置いてもらうよう要望書出そうぜ。(すんません、自分プレイしてないんで、どういう仕組みかは知らないんです。細部はお任せします)

 あと、都内では毎朝毎朝「人身事故」とやらで、めっちゃ電車とまって往生してんですけど。そっちもどっかに「要請書」出したらどうなんだ?

 神社仏閣や「歴史遺産」などという連中も同じようなことを言っているそうだが、ほんと、一体全体どういう権利に基づいて発言してんだろう。

 百歩譲って「敷地内(構内・境内)で騒擾行為を働いたら排除する!」という権利はあるのかもしれないが(それさえ本当に認められるのかどうかはわからないが)、ヴァーチャル空間までどうこうなると思ってるのだろうか。

 それとも、こういう連中も実は「おいしい!」と思ってるだけなんだろうか。

 実際には、どこかのバカが自分たちに関係する施設内で事故ったときに「ほら見たことか、こっちはちゃんと文句言っといたからな」という「アリバイ」づくり以外のなにものでもないのだ。島国の連中はこの「アリバイ」づくりが大好きで、実のところ施設管理者と名乗る小役人とかさらりまん連中は、ほとんどそれしかしてないんだ。

 じゃあ、出雲大社だの、法隆寺だの、地元のくそみたいな連中が無駄にたむろってるの排除したことあるのか? そいつらのほうが、ゴミはまき散らすわ、騒がしいわ、落書きはするわ、不審火やら不注意な失火やらで「遺産」を全焼させちまうかもしれませんぜ?
 あと騒がしく怪しげなガイジンもいるぞ。金さえ落とせば歓迎するのか。スマホの連中が金落とさないとどうしてわかる?(まあ、あんまり落とさないだろうけど(笑))
 それから冗談抜きで、島国中の神社仏閣が不審な火事にまきこまれているのだ。むしろそっちを心配したらどうだ。
 スマホで火事起きるなんてあるはずないだろう! (ん。ああ、某半島製のは知らないけど・・・)

 ヴァーチャル空間に限らず、リアルも含めた「地球」(地上)は「てめえらなんかのもんじゃねえ!」というのがGoogleのあらゆる活動を貫くアナーキックな発想なんだから(あたしはそれに100%アグリーしているわけではないけど、グローバリゼーションの行き着く先がそこなのはわかる)、文句があるならGoogleそのものに言えばいいのに。
 もっとも相手は「国家レヴェル」の規模、パワーがあるから、喧嘩売っても大陸国くらいでないと相手にしてくれませんけどね。

 本当はGoogleサイドのその「野心」というか、「発想」そのものを警戒しなければならないし、それはわかってるつもりなのだが、このせせこましい島国の、くだらない何かを守ろうとしている、しょーもないこわっぱ役人とかさらりまん連中があまりにバカなんで、怒りの矛先がどうしてもそっちに向いてしまう。

 いっそ、(アナーキックな発想がまさに否定している)どっかの国家(複数)みたいに、インターネットそのものを遮断するよう働きかけたらいいんじゃないの。(きっと「施設管理者」という連中は、冗談抜きでそう思ってるのだけど、かといって「商売」に悪影響が出ると今度は「上司」から殺されるから右往左往)

 そういうこと言ってるあたしも、Googleのやり口にまんまと乗ってるだけなんだろうか?

2016年7月26日 (火)

じゃあ次は。

 大量殺人のあった現場に、アホの野次馬が大勢集まり、そこでポウケモン見つけたと喜んで騒ぐ。大ヒンシュク。

 ポウケモンがいかにもいそうな桜島に近づく。

 甘言間に受けたやつらが鳥取砂丘に入って迷子になり、知事謝罪。

 はた山ハッチの自宅周辺に、ポウケモン狩り仲間が嫌がらせのため大集結。
 (これは、ゼッタイやって欲しいなあ)

 石田純一が、ポウケモンのコンプ宣言で記者会見(くせになったから)。
 (あー、その絡みで言うと、ゴルフ場とかどうなんすかね?)

 「地雷原進入」の記事をいっぺん読んじゃうと、あたしが考えるのは、どれも発想が貧困だなあ・・・。

 これからは花火シーズンも怖いっすね。打ち上げ花火師のそばとか。あとは花火見物の際に、人が一か所に集まりすぎて橋が崩落するって結構ありますよね。
 あたしは引きこもってますので、皆さまどうかご安全に(笑)。 

2016年7月25日 (月)

どうして島国ではポロロGOができないのだ?!

 んー。別にいらないかな?
http://www.sankei.com/premium/news/160723/prm1607230012-n1.html
 
 こんなしょーもない記事、ツイッターで書け?
 すみません酔ってます。
 
 というか、かつてのツイッター以上にバカ発見器になってて、やっぱポウケモンすごーい。

ヒグマじゃねえし。

 こいつ、余計なことすんなよ。
 NHKの記事。
 
 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160725/k10010608251000.html
 
 あたしの予想は、あくまで「ポウケモン探してツキノワグマと遭遇」だったのだ。
 北海道じゃあ、それヒグマじゃん!
 つか、やらせで受け狙いて線も多分にありうるしね。
 
 あーあ、つまんねえの。

2016年7月24日 (日)

禿げ、じゃないロリこえ! あんたちょっとセコイよ!

 もはやゲームのブログでもなんでもなくなっておりますが、Fallout4は鋭意進めております。
 Far Harborも一応は物語の最後まで行きつきました。

7693
 ベタな結末。

7694
 ベタベタなファミリー・リユニオン。

 当然分岐はすごいことになっていそうですが、一番無難な結果を選んでしまったので、気分はアンタイ・クライマックス。物語がシンスをネタにしてる時点で、こんな中途半端な印象になっちゃうんだろうなあというのが感想です。

 ただし、物語自体は大したことがなくても、DLCであのヴォリュームは嬉しい。だいいちまだやり尽していないはずのコンテンツが結構残っている。

 これからも何度か訪れなければなりません。

7695
 たとえば、このゴテゴテしたペイントのパワー・アーマー。

 逆シャアに登場する、カラフルな装飾のMS-06(ザクII)を思い出してしまった。

 取り敢えずこれで主人公は、DLCオートマトロンのほうを進めることになったのですが。

 本編のエンディングもまだ見ていないのに、こういう分岐を見せられると、二人目主人公をプレイしたくなっちゃいますね。 本編だってこれまで見逃してきた分岐は山ほどあります。

7689
 思いついたら始めてしまう悪い癖。

7690
 コズワーズ・ネームリストを参照してVイニシャルの名前を選ぶ。

7691
 奴が画面に映ってませんが。

 フレンチ風に「ヴェロニー(ク)」と正しく読んでいただいています。

7700
 その後の画像は全部すっ飛ばして。

7692
 「200年以上経ってから」サンクチュアリに戻ってきます。

 ここでコズワーズに再会する前に、思っちゃったんですよね・・・。

 ああ、またあの面倒くさいコミュニティづくりを一からやらされるのかと。
 それを考えてしまうと、正直かなり脱力します。

 いっそここ以外全部無視したら、どうなるんだろう?
 なにか弊害はあったのだろうか。クリティカル・パスはあっただろうか?
 むしろコミュニティ防衛を一つもやらずに済むから、正直楽なのか?
 それこそ一人目の主人公のコミュニティを引き継いでもらえないんだろうか?

 プレイ時間もそろそろ500時間。どうせ十分に進める時間もない癖に、上のことが心配になって、ひとりで愕然としているのでした。

(おまけ)

Sekoi
 表題の名セリフはここ。

 て、逆シャア繋がりで辛うじてかすってるだけやん!

 まぢで都民やめたろか。それが言いたかった。

2016年7月23日 (土)

イノシシの場合は0.5ポイント

 「ポウケモン探してたら、ツキノワグマに遭遇」に一票ですかねえ。
 
 あたしの最近の関心事は、クマ問題がとうとう本州全域(生息しているといわれている全域)に拡大したことであって、今年はどんぐりが不作だと言うので、冬ごもりの前とかいったいどうなっちゃうんだろうと本気で心配していますが、残念ながらポウケモンのアプリ自体にはあんましそそられません。というか、まず今のぼろスマホ替えないと動かないだろうし。
 
 しかし島国メディアも揃いも揃って「いたるところが危険だ」、「出会いがしらの事故が」、「歩きスマホで気がつかず」、「家宅侵入のおそれが」とネガティヴィティの大合唱ですね。いや、クマの話じゃねえよ。
(ただし、引きこもり派の外出機会が増えることに悪い影響はないだろうって記事もごく少数ですがありました。)
 そのうち、事故に駆けつけた警官やら救急隊員がスマホを取り出すという事態も? すでにマンガみたいな事態が起きてますから。
(タクシー運転手ギルドが捕獲代行を始めたお国もあるそうです)
 
 Googleの地図商売が「大地(地球)はてめえら個々人、諸国家のものじゃねえ」(注)というアナーキックな発想からはじまっているのだから、その路線で何が起きるか考えたら、アプりをプレイなんかしなくても、実に面白い発想が広がると思います。ご承知のとおり、すでに現実にはあたしなんぞの生半可な予想を超えた事件や事故が起き始めていますけど。
(注)Google図書館も「書籍はてめえら著作者・版権者のものじゃねえ」という、同じような発想からスタートしていますよね。アナーキックというのが正しいか、究極の功利主義(公益主義、ユーティリタリアニズム)というのかわかりませんけど。
 
 んでもって、当然禁止される大陸国は、こんどはどんなGoogleのパクリ版を出すのでしょうかね。ワンパターンのジャイアントパンダ?
 他のお国でも、CIAの陰謀に違いないとか、イスラームの教えに反しているとか、なかなか騒々しくて、引きこもり派としては、そういうネタを追いかけてるだけでも楽しい(笑)。
 
 一方で腹立たしいのは、島国が特にそうですが、うすら汚い政治家どもがこの騒ぎを逆にうまいこと利用しようと企んでいることです。やつらがしゃしゃり出てくると、どんなものでもとたんにつまらないことになるので、ほんまたいがいにしてもらいたいものです。

2016年7月21日 (木)

低劣じゃないからだめになったんじゃないの。

 なかなか面白そうな記事がありました。J-CAST。

 芥川賞団体「広告」にアニメファン激怒 「文学の方が上」目線かよ

http://www.j-cast.com/2016/07/21273166.html

 こう見えて、ゲームするとか、アニメ観るとか、仕事以外にもやることいっぱいあって忙しいので、同賞受賞作など読むようなことは決してありません。
 ただし、選考委員が作品や他の選考委員のことを毒づいてる「選考過程」の再現記事は楽しみにしています(笑)。あとは、新作に片っ端から噛みつき、毒づいている某大学文学部教授の産経新聞の論評コラムは欠かさず読んでおります。
 作品はひとつも読みませんね。時間の無駄。

「文学を知らなければ、目に見えるものしか見えないじゃないか。文学を知らなければ、どうやって人生を想像するのだ(アニメか?)」

 この広告タグラインにアニメファンが「上から目線のような気がしてとても不快だ」などとブチ切れているのは、「(文学を読まず)アニメばかり観ているとバカになる」と言われたような気がしたからでしょうが、それは事実である。ここに実例がひとりいる。なので、本当のことを言われて頭にきたということなんでしょうか。

 かつてJR中央線の広告があって、その広告自体なんで必要なのかまったく理解できませんでした。だって沿線に住めばいやでも乗らなければならない人がほとんど(あたしもそうだった)で、逆に沿線に住んでいなければまったく関係ないわけだから。まあ想像するに、東急沿線に圧倒的に、永久にイメージで負けているので、広告代理店にそそのかされてイメージアップを狙ったんでしょうね。

 ところがそのタグラインには、「沿線にはマンガ文化が息づいている」などと書いてあり、たかが鉄道屋、エラそうに文化を気取るなと癪に触ったことはありました。それも別の意味で、元国鉄様の上から目線だったわけです。

 偉いのは、あくまでマンガ家(ワナビー含む)です。果たして作品が世に出るかどうか、売れるかどうかさえわからないのに、安いアパートの一室に何人も寝泊まりし(シェアハウスなんて恰好のいいものではない)、バイトする時間も惜しんで原稿を描き、よってお金はないので、キャベツひとつをお湯で湯がいて主食にするという、壮絶な生活を耐え忍んでいる多数の漫画家ワナビー(志望者)なんです。ごく少数のラッキーな人だけが、売れっ子になるんです。

 閑話休題、上の「文学」の記事の面白いところは、キレまくってるアニメファンのほうが、その文学賞の事務局かなんかのおっさんより、なかなか賢そうなところである。「こんなんだから衰退すんじゃねえの」が直撃弾、クリティカル・ヒットで、もうその一発で「文学号」は見事に沈んでいるわけですが、あたしが気に入ったのは、「『文学が上位』『アニメは低劣』と言っている感じがする」という声ですね。

 まったくその感じているとおりだと思いますが、問題なのは「文学は、低劣ではなくなったから、衰退している」ってことでしょう。アニメは低劣だからこそ、絶大な人気を博している。全巻揃えると何万円にもなるブルーレイがふつうに売れる(そうでないと製作費回収できないんだろうけど)。

 事務局によれば、「小説などが必ずしも皆に読まれていない危機感を真正面から訴えている」のだそうですが、読まれていないのが間違いない事実だとして、その理由に関して見事に間違っているわけです。

 つまり、彼らの言っている想像すべき「人生」というのが、あまりに貧困な発想の産物で、型にはまりすぎていて、端的にくだらない、ということに気がついていない。人生なんてもちろん低劣に決まっているじゃないですか。いったいどんな人生を「想像」してんだ、この人たちは。

 同じことは大新聞会社様にも言えることで、世間のよそ様の不幸で飯食っているくせに、ブンヤ、イエロー・ジャーナリズムが正体のくせに、評論家ぶって、やたらと高みから物申すような態度を押し通す。ところが化けの皮はとっくにはがれているので、文学同様に絶滅進行中なわけです。(あたしはひとつも「危惧」はしていないので、絶滅危惧種とは呼ばない)。

 もちろんアニメだって、型にはまり過ぎていてどうしようもないものも中にはあるでしょう。ネットニュースだって、オーナーの意向を忖度して誘導的な記事選択をしているのは間違いない。中学生以下の文章でライターを名乗る者もたくさんいる。

 業界のギルド化、カルト化の程度が、まだましであるに過ぎないのかもしれない。

 文学の受賞作品にだって、「売れたもの」はいくつかあるわけで、なんで売れたんだっけ、と反省する姿勢というものはないのだろうか。もしかして、「売れる」作品は「低劣」なものだとでも思っているのだろうか。
 そんな態度でありながら、読者数が少なくて困っちゃう、とかいわれても、意味がまったくわからないから、こっちが困っちゃう。

 低劣な「人生」とやらを、ときには自らの骨身を削りつつ書いた作家たちの名作は、いくらでも安く手に入る。他人様が文学を読まなくなり、新作の書き手がいなくなったからといって、あたしは何も困りません。死ぬまでにとても読み切れないほどの数の作品群が、まだまだたくさん転がっているわけですから。

 だいたい、アニメを「強力なライヴァル」視してる時点で、頭が高いんだよ。

ゼノブレイドごめんなさい。

 3DS(New)にバンドルされていた「ゼノブレイド」、しおしおのぱーぽいとか言っちゃいましたが、めちゃはまってます(笑)。
 出張中(今)に空き時間といえば、しこしこプレイ続けています。
 いやあ、この際Wii買っちゃおうかと思ったくらい(それはうそ)。

 さすがにこの小さな画面ではバトル時のもどかしさは避けられませんし、視点管理がいまいちで、ちょっと辛い場面も多い。そして画面がやっぱり少々暗い。
 しかしながら、なぜか先へ先へと進みたくなってしまう。
 MMOもどきのクエスト群も、当初はなんかなあと思ったんですが、とにかく数がある。中には結末が結構分岐するやつまである。

 さらにバトルでもフィールドでも、これでもかってくらい様々なアイデアを盛り込んでいるので、なかなか飽きさせませんね。ゲーム開始しばらくの間は、そのチュートリアル画面が山ほど続けて出てくるので、「もー、いっぺんに覚えきれなーい」とか思ってしまうのですが、基本ゼッタイはずしてはいけないことは、ほぼボスとの戦闘時の操作に限られる。あとは正直ほおっといても、困ったときもう一度見なおせば済む感じ。

 GameSpotのレヴューにも書いてあったと思いますが、「これ一本あれば3DS用のゲームはしばらく必要ない」ってのを実感しています。Amazon Prime Dayに騙されていなければ、おそらく永久にプレイすることはなかったでしょう。

 はやりの「絆」づくりも、疑似神話風の物語も、特段感動することはないのですが、邪魔になるわけでもない。ゲームはヴィジュアル(だけ)じゃない、やっぱり中身(ゲームシステム)だというのを地で行っている感じですかね。

 つってもねえ、やっぱヒロインの水着姿は、微細な画面でじっくり観たかったってのはありますけどねえ(そればっか)。できればVRで?(君、いらんゆうたやん)。

2016年7月17日 (日)

読むのが遅すぎた場合。

 バラードの「ハイ・ライズ」を読みました。

 1980年版を持っていたので、読んだのはおそらく二度目となるはずですが、前回もピンと来た記憶はなく、今回も同様で、最後は義務感で読み終えました・・・。

 一言でいうと、この小説に描かれている世界より、今のごく普通の世の中のほうが、ずっと極悪で、不条理で、残酷ということです。描かれているような暴力とセックスと倒錯は、むしろ履いて捨てるほど転がっている。自分で経験しないとしても、今の世の中そこらじゅうにごろごろしているのは容易に想像できるのだ。

 期待していた「階級関係」の描き方についても、紋切り型(ステレオタイプ)で、「整然」としていて、理に勝ちすぎている。あるいは絶東の島国人には理解できない英国の階級社会はそんなものなのかもしれませんが、そんなものだとしたら、それはやはり小説としては、つまらない。

 「賞味期限切れ」というよりも、読むのが遅すぎた(読んだ自分の年代が高すぎた)、というのが正しいかもしれない。 
 喩えは悪いが、ナポレオン軍の(もう足腰が付いて行かなくなった)古参兵のように、あらゆる種類の地獄を目の当たりにしてきたため、今や小高い丘の上から戦況を見下ろしていて、戦場で次になにが起きるか完璧に予測できるが、自分がそれに影響を与えることは一切できず、無感動のまま見つめているような感じでしょうか。

 前回もピンと来た記憶がないというのは、端的に読んだ年代が若すぎた、自分が初心(うぶ)すぎたということでしょう。
 「読むのが早すぎる」ことについては、バラード自身がエッセイで語っています。彼は、ご承知のとおりシャンハイの租界生まれであり、少年時代に大島国帝国のシャンハイ占領を体験し、島国敗戦までの三年間、大陸の西欧人収容所における生活を強いられました。
 (余談ですが、彼もまたヒロシマ・ナガサキへの原爆投下によって、自分の命を救われたと信じている戦争体験者のひとりです。かりに島国の降伏がもう少し長引けば、自分を含めて収容所にいた者たちは、密かに処分されていたはずである(と彼は信じている)から)

 収容所時代も、周囲の大人たちの持ち込んだ書籍をむさぼり読んでいたが、収容所から解放されて英国に移住してからは、二十歳になるまでに西欧の古典の傑作はすべて読破したそうです。そして、(エッセイ執筆時点で六十歳となった)彼はそのことを後悔している。理由はご想像のとおりで、世の中のことをほとんど何も知らない未成熟なハイティーンが、それらの古典が描く、たとえば道徳的な苦悩を理解できるような経験を積んでいるはずもなかったからだ。むしろそうした読書が、青年としての成長を阻害したのではないかとまで語っています。

(だからといって、「若い頃にサイファイばかり読んでいるとバカになる」と言われながら、本当にバカになった人もここにいるので、まあ人生何が良いか悪いかなんて、死ぬまでわかりゃせんのでしょうけど)

 中年になってから、若いときに読み飛ばしたそれら古典を読み返せば、そのほとんどは記憶にある本とは全く別物であるそうだ。これは自分自身としても、かなり実感できるところがある。

 何十年か前に読んだ「ハイ・ライズ」は、「古典」でもなんでもないかもしれないが、サイファイ・マニアを気取ったガキには、何が書いてあるかすら、さっぱりわからないものだったのでしょう。今回読んだ「ハイ・ライズ」は、もはやそこに描かれている(創元のタグによれば)「異常状況」が「おざなりで陳腐」というかむしろ「お上品で生ぬるい」と感じるものでした。

 果たしてこれが「賞味期限切れ」なのかどうか、つうか、そもそも「ハイ・ライズ」が(賞味期限があるという)「一部の」サイファイなのかどうかもわかりません。映画では、さらにサイファイ臭のない作品になっちゃっていることは間違いないので、観る前から言ってしまったらなんですが、きっとあれでしょうねえ・・・。

 登場する主人公と同じ三十歳の頃に読めば、あるいは異なる世界が見えたのかもしれませんが、もはや手遅れ。

 むしろ前述のバラードのエッセイに触発されて、わかったふりして若い頃読み飛ばした様々な東西の「古典」を、読み直し始めているというのが現状です。

 やっぱ「結晶世界」を映画化しねえかなあ。あれしかねえと思うけどなあ。
 すでに映画化の企画がある「沈んだ世界」はなあ。ゼッタイ「地球温暖化」問題と絡めてきやがるからなあ。観る前から言ったらあれですけど、間違いなくあれだと思う。

3DS(New)でプレイするのレトロゲーだったりして。

 おそれていたとおり、Wiiで絶賛されていたという「ゼノブレイド」ですが、3DS(New)ではしおしおのぱーぽい。

 手持ちのソフトでいくつか試してみてわかったところでは、マシン自体の3Dマネジメントは旧型と比べると格段に向上しているので、実は今までずっと3Dオフのままプレイしていたのと打って変わって、3DS(New)では常時3Dフルでプレイして問題ないのですが。

 問題の「ゼノブレイド」は、画面が異常に暗い。表示もちまちましてて、おっさんには辛い。バックアタックしろとかサイドアタックしろ言われても、どこが前やら後ろやら・・・。
 なんでしょう、目をつぶってフォースでも使えということでしょうか。

 それとも、バンドル品なんだから最初からあきらめろということでしょうか。
 ゲームの内容自体は、Wiiで評判がよかったことが想像できるくらい、なかなか面白そうなので、逆に腹が立つ。

 まあ、出張中の空き時間にでも少し進めてみて、どもこもならんとなったら、リタイアですかねえ。

 ちうても他にプレイしたいものないしなあ(だったらなんで買ったんだよ)。
 どうぶつの森とか、牧場物語とか、カービーとか、いかにも(あたしが)女子に媚びているみたいで、とても心外な感じで回りから見られそうですし。もちろんポウケモンやらはプレイしません、今更できません。妖怪ウォッチ・・・。まあ、いいゲームらしいですねえ(知らんけど)。

 世界樹云々は、けなげにもプレイしてみたんすよ、一個前のやつ。気合入れて相当進めたのですが、やっぱ最後まで気力はもたなかった。ダメだったなあ。我慢してプレイしている感じが漂い始めた。カルドセプトも肌に会わないでしょう、きっと。

 かといって、過去3DSでプレイしたもの(RPGが主)は、それぞれ実際相当やり倒しているので、なかなかもう一周というわけにはいきません。とはいえこの3DS(New)を用いて、まるで3D対応ではない未プレイの、過去の名作を探る旅というのも、どうにも切なく、悲しい。

 こうなったら、スプラトゥーンが3DSに来るのを待とうかな。でもGOの成功で味をしめた銀行屋の社長は、スマホゲーに注力するみたいだから、スーマリGoogle!の後回しかなあ。その次はカービーAIかなあ。いずれ3DSビジネス自体が廃止となる可能性もありますなあ。

 改めて眺めてみると、3DSって意外にもごく少数のシリーズで支えられてるんですね。ラインナップはもっと賑やかなのかと思った。メインターゲットのお子ちゃまたちはポウケモンと妖怪ウォッチがあればいいんでしょうけど。

 DS時代のゲームも問題なくささるんでしょうから、結構やり残しているいくつかの過去RPGを、なんの因果か、新型機種でプレイすることにしますかね。女神転生関連の全てはプレイしてないしね。

 あ、とはいえマリオRPGを除く。なにをとち狂ったか最近作をほぼ正札で買ったのに、プレイ開始後三分もたんかった。RPGちゃいまっせあれ。
 あたしの3DSLL(New)と同時期に、Amazon Prime Dayで3DS(New)を買ったという職場の女子にあげるつもり。 いらない言われても、投げつけるつもり。まあ、姪っ子にでも甥っ子にでも横流ししてもらえばマリオもルイージも浮かばれるでしょ。

 あと、職場に3DS持ち込む人増えると、「すれちがい」がどきどきもんで困るんだよね。生身がばれたすれちがいって実はこれまで経験ないんで、びびってます。100回とか平気で行くわけでしょう。過去には、家の近所に住んでいるらしいおこちゃまたちと数字上は到達しているけど、カミングアウトしてませんしね。もちろん、どこの坊ちゃん嬢ちゃんなのかもわかりません。知りたくもありません。

 はじめて、「他人に見せても、知られても良い内容にしましょうね」の警告の意味が分かりました(笑)。 

2016年7月16日 (土)

だったらMicroSDをバンドルしろ。

 たった数日でテン・ミリオン・クラブ入りで浮かれているようですが、そもそも創ったのアメリカンだし、騒いでるの白人国家だけだし、亡き岩田さんの遺志継いでんのか、それ?

 何や知らんけど、アメリカンの口車につきあっとったら、いつかどえらい目にあいまっせ。

 任天堂の株など持っていないので、そんなことは全く関係なく、神棚に飾ってあったパール・ホワイトの3DSLL(New)をようやく起動することにいたしました。

 バンドルされていた「ゼノブレイド」ってやつをちょっと見てみたくなったのが理由。それと、前回のIDなどの移設(3DS→3DSLL)にものすごい時間がかかった記憶があるので、暇のありそうな休日にしかできないかなと。

 まあ、設定自体は大したことなく移行できましたが、さて「ゼノブレイド」をダウンロードしようとしますと。

 「容量ブロック」が足りません。

 なんでこの「ブロック」とかいう独自通貨にこだわっているのか知りませんが、要するに「データー容量」のことなんですね。
 まあ、古いLLから全データ移行してしまったものですから、要らないものは消す、バックアップするなどで、どうにかなんでしょと思ってました。
 一向に容量が足りる気配がございません。

 最後のほうには、防衛用の左右重機関銃から、副操縦士席などの乗員の座席、果ては非常時のパラシュート一式などまで、すべてを機外に捨てたのですが、正面に屹立するスタンレー山脈は、まるで主人公に挑みかかるかのように高く、ゆく手を遮ります。
 山頂付近に発生する上昇気流を目いっぱい活用し、ついには山肌に陸攻の機体下部をこすりつけるようにして、間一髪突破するのですが、歓喜とともに主人公(操縦士)が機内を振り返ると、歓びを分かち合うべき他の乗員たちの姿は一人もありませんでした。

 それはともかく、ほぼすべてを削除してみてわかったことには、3DSLL(New)に最初からささっているMicroSDは4GBの容量しかなく、「ゼノブレイド」は、なにをどうやっても絶対に入らないのでした。
 一種の詐欺だろう。少なくとも8GB、余裕持つなら16GBのカードが必要なわけで、バルク品だって1000円くらいします。キューポンでついてきた1000円とチャラやん。帳消しやん、行って来いやん、朝三暮四やん(それちょっと違うから)。

 消費者相談センターいっとく?
 そんなオポチュニティー・コスト低くないんで(暇人ではないんで、の意味)こちとら、仕方がないからバルクの16GB買いましたとさ。盗人に追い銭とは、ハゲネズミに退職金を支給することか、これかてなもんです。

 で、ようやく届きましたので、その4GBのMicroSDの内容をPCにバックアップしてから差し替えようと思ったわけですが、これがすっごい時間がかかります。なんでなの、っていうくらいかかります。3DSLLから3DSLL(New)にファイルを移したときもすっごい時間がかかりましたが、それをまたやらされているような気もします。
 いくらおこちゃま相手の商売だからといって、これはちょっとひどい気がします。
 ハンドヘルドでこんなことやらしといて、スマホだのなんだの言ってるの、ちゃんちゃら可笑しいと思います。
 アメリカン、その実体は結局グーグルに踊らされ、ポケモンGOとか浮かれ騒いでるうちに、足元すくわれんよう、こっちの本業ちゃんとしろよ、と思います。

 今は銀行屋が社長らしいんで、 株価が上がって天下をとったみたいになってるんでしょうが、敵は本能寺にあり、みたいなざまにならんように。京都だけに。まあ、あたし株持ってないからすべて他人事ですけど。

2016年7月14日 (木)

あらゆるものを二度ずつ繰り返す。

 なお、表題はご存じヘラ―作「キャッチ・22」の重要なモチーフのひとつです。

(その1)
 鼻で笑って済まそうと思っていたAmazon Prime Dayですが、まんまと手口に乗ってしまいました。
 ホーム用品や衣料品関係以外は、別段そそるものもなかろうと思っていたのですが、朝ふと見ると3DSが出品されていた。
 昼に職場の女子がそれをさっそくゲットしたと聞き、「こっちはLLじゃないとねえ。しかも現有機も別に壊れてないし」と気のないそぶりで答えていたのですが・・・。

 どうせいずれ買うものとしては、外付けHDDですかね。Fallout4のプレイ映像を無駄に録画しているので、DAIから数えて3TBの2台目もそろそろいっぱい。外付け機器がささるPCのUSB端子もいい加減アップアップだったのもあり、これ以上数はあまり増やしたくない。4TBがやたら安かったのでそっこーで買いました。
 その他、きっといつかは買うだろうKindle書籍を割引ポイント目当てて何冊か。あたしのPrime Dayはこれでしゅうりょー。すでに夜中に近かった。
 そう思っていたところに、3DSLL登場かい!
 ただしダウンロード・ソフト・バンドル。
 そのソフト、「ゼノブレイド」は名作とは聞いていましたが、それはWiiの話であって3DS版はとんと評判を聞かない。とはいえ、おまけの1000円のキューポンまで勘案すればソフトが最初からなかったことにしても正直安い。
 気がついたら、あたしの右手が勝手にクリックしておりました・・・。

 翌日、島国の環境破壊に鋭意貢献するかのように、購入したブツがトラック何便にもわかれて運送されてきます。
 外付けHDDと3DSは一番最後、夜中の便で到着。
 んんんん。パール・ホワイト―ッ!
 真っ白なご尊顔を一目拝見しただけで、HDDともども箱のまま保管しておくことになりました。
 いや、転売しねえよ。遊ぶソフトがねえんだよ。

 というのはうそで、さされば動くソフトはいくらでもあるのですが、現有機に何の問題もないし、あれって、3DSのIDとか移すのとっても面倒くさいんだよね。「ゼノブレイド」もダウンロードせなかんので、時間かかりそうだし。
 これでグレイシャス・ホワイトのPS4ともども、あたしんちの飾っとくだけ神棚が充実してきましたねえ。
 んー、オレンジVita? 飾ってますねえ。初号機なんの問題もなく動いてますからね。

 いや、ほんとーーにわれながらバカだと思いますよ。PSP三台、PS3二台と過去の戦歴をたどってみても。どうせ壊れるだろうからバックアップ用として、とか自分をだまして色違い買ってるだけだからね。
 どうかPS4二台目を衝動買いしないで済みますようにっ。(無理だと思う)

(その2)
 後から書いた上の(その1)が完結しているので、下はボツでもいいのですが、せっかく考えたのに忘れてしまうかもしれず、もったいないので載せときます。お値段などはPrime Day以前のものであり、かつ下で引っかかったタイトルはMGS以外Prime Dayに登場しなかった気がしますが、そこまで真面目に見ていなかった説もある。

 PS4がただの重たい箱になってしまってしばらく経ちますが、ゲーム以外の大抵のことは他の手段でできるので仕方がない。

 せっかくだから、安いゲームでも探してみようと思って、5000円未満1500円以上のフィルターをかけてAmazonで検索してみた。

 「MGS」のPPが安いが、理由はどうであれコジマ監督を追放したコナミに今更上納金払うつもりはない。
 「マインクラフト」には興味がなく、「ウォーキング・デッド」はPC版で持っている(やってないけど)。
 「テイルズ(略」は(略。
 「BF4」、マルチプレイのFPSはBF2ですでに卒業してます。

 同じくマルチプレイのFPS風味だという「Star Warsバトルフロント」・・・。
 2000円台。2000円台。2000(もおええっちゅうに)
 やっちまいましたね、EA/DICE。そんなに前に発売したわけではないような気がするけど、8000円超の売り出し価格から、70%超減。「ウォーキング・デッド」と変わらないお値段。さすがEA,太っ腹。
 「ミラーズ・エッジ・カタリスト」 EA/DICE。ついこの間発売した気がしたが、これも8000円超から5000円へ急降下。やるなDICE。トップはそろそろクビかな?

 その他もつらつら眺めてみましたが、ちょっとでもそそるものは、ほとんどない。

 その中で、「ライフ・イズ・ストレンジ」っちゅうのが、やたら面白そうだ。ただし中身は乙女チック、メルヘンチックな予感がむんむんするので、取り敢えず「キープ」。

 その連想で、やり損っていた「ザ・ラスト・オヴ・アス」探したら北米版があった。島国版は5000円をちょい上回ってるが、英語音声もあるそうなんで、悩みどころ。これも「キープ」。

 ま、やりかけのPCゲームいくらでもあるし、ここら辺はいつでもいいかな。

 なお、表題はご存じヘラ―作「キャッチ・22」の重要なモチーフのひとつです。

2016年7月11日 (月)

幸運の女神には前髪しかない。

 自宅に帰れば、読むべきものはいくらでもあるのに、どうしても気になった書籍があったので、昼休みを利用して、職場近くのJR駅に付随したショッピングモールにあるリアル(リテール)書店に久々に足を運びました。

 気になった書籍というのは原文は英語で、「訳が悪い」という評があったものですから、そいつを立ち読みで確かめて、問題なければ買ってやろうという魂胆だったのですが、訳自体どこも悪いわけではないが、なんか面白くなさそうだったのでやめときました(面白くなさそうなことが訳のせいだったかどうか、わかるまで真剣には立ち読みしていません)。

 そのまま手ぶらで出ても良いのですが、かなりの大型店でもあり、Amazon検索などでは絶対に発見不可能な新刊などが見つかるかもしれないと思って、少しぶらぶらしてみました。

 実を言うと、先日(まだ出版もされていなかったバラードの「ハイ・ライズ」新版を探して、自宅近くの駅ビルの書店をうろうろしている際に)見かけた、新潮文庫と角川文庫の夏休みお子ちゃま向け(及び、今年の夏休みこそ本読むぞ!と気張るのはいいけど結局読まずに終わるおっさんおばはん向け)特別装丁版が気になっておりました。とはいえ、そのとき見た限りでは品数も限られており、太宰治のあれとか、夏目漱石のそれとか、坂口安吾の例のやつとか、生家に帰ればどこかにあるし、なくたっていつでも手に入るタイトルがほとんどで、別にわざわざ買わなくてもよいかと思っておりました。

 新刊文庫の棚で、再版となっていた創元のサイファイをいくつかと、哲学史のものなどを見つくろっていたところ、その角川文庫の特別装丁が目に止まりました。谷崎のあれでしたか、もちろん探せばそれも家のどこかでみつかるはずなのですが、装丁自体は以前見かけた通りに「ゆかた」や「てぬぐい」、果ては「風呂敷」などの生地を模した模様だったので、どんどん興味が湧いてきて、そういえば宮沢賢治のあれがあったら買おうと思って探したところ、「銀河鉄道の夜」と、ご丁寧にあたしの大好きな「注文の多い料理店」と、ふたつとも見つけました。

 そんなこんなで、手にした文庫は全部で六、七冊になったでしょうか。レジ前の行列に並んでいると、いかにもオタク然としたメガネのねえちゃんから呼ばれたので、いつものとおり「カヴァーは要らないよ、袋だけ頂戴」と断ったところ、「ここからふたつ選べ」と示されたのが、全部で五種類の特製カヴァーの見本でした。ただし、いかにもおっさんが選びそうな、これも「ゆかた」の図案のようなものは「品切れ」だそうで、四択となっておりました。

 うち三つが、アニメチックなものでして、ひと目で判別できたものが「艦これ」版。残念ながら、そこに描かれているふたりの「娘」が「誰」なのかまでは、プレイしたことのない私には判別できません(後で述べます)。

 一、二秒ほど躊躇していると、いかなる理由かはわからないが、店員のオタクのねえちゃんから「これ『アリス』です」と指差されたのは、一番目の図柄でそのとおりディスニーの映画「アリス」のものです。「言われんでも」と苦笑しつつ、ずけずけと先制攻撃されたダメージは意外に深く、「このおっさん『艦これ』なんて選びやがったよ、いい歳ぶっこいてオタクかよ」と、オタク女に後で陰口たたかれ失笑されるのもなんか悔しいと思い、結局は背広姿のさらりまんらしく、「アリス」と「君の名は。」の二つを選んでしまいました。

 「艦これ」だったかなあと、後ろ髪引かれる想いで職場に帰る途中、はて、なぜこの二枚をくれたのだろう、購入金額が多かったせいかな、と悩んでおったのですが、袋から取り出してしみじみ眺めてみてようやくわかりました。
 角川文庫(特装版)を二冊購入したから二枚。一冊一枚。カドフェスのプレゼントなんでした。

 「アリス」については、そういうのが好きそうな職場の女子に速攻で放出して好感度ポイントを稼いだのですが、釣り逃した魚は大きい、というか「見逃し」た魚、「艦これ」が気になって仕方がない。とはいえ仕事帰りに同じ店に行って、同じあのメガネ女のレジにぶち当たる確率は、やつらにシフト交替がなければ、だいたい五分の一から六分の一でしょうか。 

 そのリスクは大なので、自宅近くの駅ビルの書店でゲットする作戦とし、退勤時間後にいそいそと職場を後にしました。
 そちらの書店では、以前見た通り対象書籍が一つの棚にまとめて並べているので選びやすい。まあ結局読んでいないものはほとんどないのですが、せっかくだから漱石やら安吾やらを五冊ぐらいまとめ買いして、「艦これ」カヴァーを確実にゲットしようと企んだわけです。(なにしろ一冊あたり三百から四百円台ですから、たいした金額ではない)

 こちらの店のレジはメガネのふつうのおにいちゃんでした。「ふつうのカヴァーはいらんのだけど、この角川文庫って特製カヴァーもらえんだよね?」と尋ねてみます。
 今回は店員のにいちゃんのほうがたじろぎ、慌ててレジ後ろのもの置き場から探し出してきた見本を示して言うことには。
「大変申し訳ございません! こちら、四番のもの以外品切れとなっておりましたぁーっ」

 四番が「艦これ」(笑)。

 「えーっ」と、本当に声に出していたと思います。後ろに並んでいる他の客どもにもはっきり聴こえたと思います。間違いなく。
 うろたえて、カウンターに五冊並べていた角川特装本のうち漱石と安吾の二冊だけ残し、残りの三冊は棚に返しておいてもらうことにいたしました・・・。「艦これ」カヴァーは二枚だけいただくことにしたわけです。だって何枚もあっても仕方ねえべ。(職場の女子は誰もがノーサンキューでしょうし、「アリス」再ゲットも失敗したわけですし)

 自宅に帰って調べてみると、カドフェスなるものは、6月18日からはじまっていたのでした。そら品切れにもなるわ。
 そして、前回見かけたときに、どうして買っておかなかったんだろうと、またしても後悔先に立たず。自分は何度こういうこと繰り返してるんだろう。

 教訓:見つけたら買え。幸運の女神に後ろ髪はない。

 なお、くだんの「娘」たちは、「大和とアイオワ」だそうです。あーね。言われてみれば確かに(なもん、わかるかい!)

Sample04
 いま、あたくしの「堕落論」のカヴァーに一枚使っております(笑)。

 (やっぱ、みんなこれ選ぶのさすがに勇気いるんだろうな)

2016年7月 9日 (土)

バラードは哲学的か?

 「沈んだ世界」を読んでも、いまいち「意味」がわからんかったとすでに書きました。Amazonで予約した「ハイ・ライズ」はまだ到着していないので、最高傑作と名高い「結晶世界」を読んでみました。

 ただしこの場合の「意味」とは、島国語の文章の「意味」がわからないのではなく、それは完璧すぎるほどわかる翻訳なのだが、「なんでこんなこと書いたのかな」という「意味」です。

 国語のテストでよくある「作者は何が言いたかったのでしょう」 という愚問、というか悪しき風習に従うつもりはさらさらなく、なぜならばそういうくだらない問いへの答えは、「作者もそれが知りたくて仕方がないから小説を書いたのだと思う。」(30文字)しかないのだから。毎回そう答えていれば、赤点確定どころか、親または保護者が、学校に呼び出されること間違いなし。

 出版順は、「狂風世界」(The Wind From Nowhere, 1962)、「沈んだ世界」(The Drowned World, 1962)、「燃える世界」(The Burning World,1965)、「結晶世界」(The Crystal World,1966)で、この後は「クラッシュ」(Crash, 1973)まで長編は書いていないのだから、取り敢えずこの四作で書きたいことは書いたということなんでしょう。そのラストを飾るこの小説が「最高傑作」となったというのも、わかる気がする。

 ただ、上の原題を観ればお分かりのとおり、一作目は、二作目以降の"(The) World"に引きずられた邦題となってしまっている。原題「いずこからともなく吹く風」のほうがずっと味わいがあるのに。イアン・フレミングの原作"From Russia With Love"を「007危機一発」(正しくは「一髪」なのを知っていて敢えて「一発」とした)とやった映画配給会社時代の水野晴郎みたいだ。後にリヴァイヴァル上映の際、「ロシアより愛をこめて」になったけど(小説の翻訳は「007 ロシアから愛をこめて」だった)。

 ちなみに「007は二度死ぬ」は、芭蕉の俳句にちなんだ"You Only Live Twice"の邦題で、こちらは良い訳だと思う(小説邦題の「007号は二度死ぬ」(井上一夫訳)から取ったのでしょう)。
   だが本当の意味は「二回しか生きることはない」で、下の原文のこっちの島国語翻訳は、「人生は二度しか無い。生まれた時と死に直面した時と」となっている。

 "You only live twice: Once when you're born, And once when you look death in the face."  

 元にした芭蕉の俳句は「命二ツの中に活たる桜哉」だとされ、この「命二つ」は芭蕉ともう一人の人物との「ふたり」のことで、もしこれを「元」にしたというなら、意味が誤解されているようだ。想像するに「桜は二回生きる。咲くときと、散るときと」と言う風に解釈したのかな。
 余談が過ぎたが、ことほどさように作者の意図なんてものは、読み手によっていくらでも誤読されるし、誤読されないことはないと言ったのは誰だっけ? デリダ?

 また最近哲学「熱」がぶり返してきて(信じてほしい。歳を取れば誰でもそうなるはず。「仲間が欲しくて」信仰(宗教)に走るか、「孤独を求めて」哲学者を気取るか、どっちかだろう)、色々読み耽っています。そうすること自体は「哲学をしていることにはならない」そうだけど。
 そう述べていた「戦う哲学者」、中島義道氏の本のうち、面白そうなものをいくつか読んでいたが、一番最近読んだ「哲学の教科書」、そう、「哲学に教科書などあるわけない!」と書いてあると信じて最後まで読まなかったのだが、そこにサイファイ(彼は「SF」と書いている)も、シュールレアリズムも、哲学ではない(正確には「哲学の不在」)と書いてあった。

 理由は、「われわれがもっている宇宙」がすでに十分グロテスクで、不思議で仕方がないのに、それは受け入れて、「もう一つの宇宙」に望みを託しているから、だそうです。そこの理屈はよくわかるのですが、彼自身お薦めのサイファイは、(案の定)ウェルズの「タイム・マシン」で、これもまったく哲学的ではないそうですが、例の茫漠たる地球の未来の姿については共感を覚えているようです。

 つまり哲学者とは、「どうせみんな死ぬのに、どうせ人類はいつか滅ぶのに、どうしてみんな平気なんだ!」と声なき叫びをあげる人たちのことなのです。どうして(大抵の人は)手が自由に動かせるのか、考えているのは今なのに、どうして過去のことを覚えているのか、この世界が五分前にはなかったと考えてはどうしていけないのか、どうして今はいつも「今」なのか。どうして私は「私」なのか。などなどの「普通の身の回りのこと」が不思議で気になってしょうがない、世の中では「屁理屈」としてあっという間に片づけられる屁理屈をこね回す人たちのことなのだそうです。

 ですが、彼自身もサイファイはあまり読んでいないと認めているように、サイファイにだって探せば「哲学的」なものはあるんじゃなかろうか。彼が「ピーターパン」や、「雪の女王」や、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」には哲学的雰囲気があるというなら、たとえばバラードの作品はどうなのか。一般には「シュールレアル」と分類され、片付けられてしまうが、なんとなく「哲学的な」気がするのだけど、どうなのだろうか。バラードにやたらこだわるのは、それがあったからなんですけどね。一番近そうな感じがしたから。あとは、レムかなあ。

 バラード本人も、「(SFが)探究すべきは、外宇宙ではなく、『内』宇宙だ」と書いているし(「J.G.バラードの千年王国ユーザーズガイド」収録、「内宇宙への道はどちらか?」、バラード作品を含むサイファイ全般について辛辣な攻撃を行った批評家によれば、バラードは「独我論的」であるそうだ。(前掲書収録、「新しいものほどよろしくない」)
 バラードが言う「内」宇宙とは、「外となる現実と内なる精神が出会い、融けあう場所」のことだ。また「独我論」はもちろん哲学的意味合いで用いられる「言葉」だ。
 「見かけ」としては、哲学的装いを帯びていそうではないですか。

 「結晶世界」で、その手がかりが見つかるかと思ったのですが、「バラード作品は哲学的ではない」ほうの証拠らしきものを見つけてしまいました(笑)。
 今思えば「沈んだ世界」でも発見可能だったのですが、気がつかなかった。二つの作品は実は同工異曲、同じメロディの「変奏曲」であるので、二度目でようやく気がついた次第です。 

 「結晶世界」の翻訳者も同作を「デカダンス(退廃)小説」と述べていますが、私のみる限り、どちらも言ってしまえば「<現実>逃避」小説なんですね。これ(現実逃避)は哲学から最も遠い態度でしょうから、その時点でアウト。証明終わり(笑)。
 ただし、ややこしいのは、ここでいう現実が、リアル(現実)ではなく、いわゆるシュールレアルな<現実>であるので、一般的に言う「現実からの逃避」ではなくて(実はそれも含まれているのですが)、「<現実>への逃避」なんですね。そこが彼の作品が「倒錯」的なところでもあるのですが。

 「沈んだ世界」でもそうなんですが、この作品でも、主人公は「(人類が)古代から有してきた楽園の記憶」に衝き動かされ、現実からの逃避、<現実>への逃避こそ、至上命題だと感じはじめるのです(男性主人公がいずれもヒロインである恋人の女性から相手にされなくなることさえ厭わず突っ走るので、「至上命題」と言っていいでしょう)。
(なお、これを書いてしばらくして未読のバラード作品を探していたら、「楽園への疾走」(Rushing To Paradise, 1995)というそのものずばりのタイトルの長編があった。「突っ走る」は言いすぎかなと思っていたのだが、我ながら見事にヒットしていたわけだ。残念ながら創元の翻訳は絶版らしいので、古本屋から取り寄せて読むことにします)

 安倍公房でしたっけ、「DNAに記憶なんて記録されていない」というエッセイがありましたよね。ヒトがヘビを怖がるのは「非日常」の存在だからだとかなんとか。ところが最近では、「恐怖遺伝子」なるもののせいだという学説も出てきているようなので、バラードのもっともらしい「疑似科学」も「科学」に昇格することがあるかもしれない。

 作品が「哲学的ではない」からつまらない、なんてことはまるでないですし、「沈んだ世界」のほうは賞味期限的にどうかしら、と思ったのですが、「結晶世界」のほうはまだまだいける気がします。

 残念ながら後者に映画化の話は出ていないようですが、本当に観たいのは、(ケヴィン・コスナーの数ある独我論的PV作品のひとつ、"Waterworld"(1995)みたいになっちゃった「沈んだ世界」ではなく、結局映画を観る前から何が起きるかだいたいわかってしまう「ハイ・ライズ」でもなく、ヴィジュアル的に最も面白そうな「結晶世界」かなあ。ノーラン監督とか撮らないかな(たとえ哲学的ではないとしても、とにかくアメリカンにやらせたらぐずぐずにされるから絶対ダメ)。
  

2016年7月 7日 (木)

【Fallout4】Three hundred names added.

 悲しいお知らせとしては(というか時間のないあたしには、ほっとしたと言った方が良いかもしれない)、Fallout4のDLCは"Nuka World"で打ち止め。

 楽しいお知らせとしては、コズワースが正しく呼ぶ主人公の「名前」が300超追加されたこと。合計で1000以上になったとか。(Redditに網羅したファイルのリンクがありますが、あたしはみていません)

 Fallout Wikiには、これまでユーザーが見つけた一部が掲載されております。すべてが正しく認識されているかは、実際に使ってみなければわからず、かつそれは結構至難の技でしょうね。(そういうことを試した暇人・・・、奇特な人のYouTube動画リンクも掲載されています)
 実際に用いるコンパニオンはコズワーズのみらしい。声優さんをかき集めるのも大変だからそんなところでしょうか。

 主人公のネーミングはイニシャル”V”にこだわっているあたしとしては、そこが結構充実しているのが嬉しい。といっても、いくつあったって実際使うのはひとつ(か男女各ひとつ、せいぜいふたつ)なんだろうけど。
 これまでは、"Boy's (Girl's) baby names"などの赤ちゃん命名用のサイトなどを参考にして探していました。イニシャル"V"の名前はでも、そんなに多くはない。
 だがコズワースのリストに、今のあたしの主人公の名前、"Vince"はなくて、"Vincent"がある。ううう。コンソールコマンドで名前を変えることできるんだっけ?(面倒だからやらんけど)

 ShowSPECIALMenu だそうです。

 試しに鉄腕ロボ村に隠居・・・、異動させていたコズワーズに久々に会いに行ってみたが、"Vince"は認識してくれないようだ。

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 応答は以前と変わりません・・・。

 まあ、乗りかかった船、面倒くさいですけど、コンソールコマンドで名前を変えてみましょう。

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 "Vincent"は、リストにある。
 
 そのまま話しかけてもなかなか呼んでくれないので、一度(きっとどこでもいいのだろうけど)サンクチュアリに場所を変えてみる。

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 「ミスター・ヴィンセント」

 字幕でもオーディオでも、間違いなくそう呼んでおります。確認終了。
(なおキャラクター名は、セーヴファイルの「ユニーク・キー」になっているので、変更した場合「別のキャラクター」としてデーターがファイリングされます。元のキャラクターをロードするのは、「キャラクター切り替え」操作が必要となるので、ご注意)

 ところで、リストをつらつら眺めていたら、結構笑えるのがある。

 "Kaneda"は、もちろん健康優良不良少年の彼のことなんだろうけど、当然"Akira"もある。"Tetsuo"まである。
 "Sanjuro"、"Yojonbo"は黒澤監督作品で、"Hiro"はおそらく"Heroes"の彼か。"Kenshin"はあの剣心かな?
 "Shinji"は碇くんかと思ったが、"Mikami"があるのでこれはゼニマックス傘下に入った元カプコンのデザイナーの人の名前かな。"Yutani"はちょっとわかんなかった。
 当然"Todd"と"Howard"はあるわけですけどね。

 キラキラネームは島国に限らない世界的傾向ですので、千の名前で世界中のプレイヤーの主人公の名前を網羅できるはずはないのですが(そもそも英語版以外のローカライズ版をプレイしている場合、アルファベットの名前がヒットする可能性はごく低い。当然、英語版以外はサポートされていない)、取り敢えずやってみることに意義があるってところでしょうか。

 これがEA/BioWareなら、まず「できない理由」を300数え上げるでしょうね。もう思いっきり(何周も)周回遅れにされているので、腹も立ちません。

2016年7月 5日 (火)

【Fallout4】Far Harborパズルおもろい。

 PS4でやることもないので、Fallout4に復帰。

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 このくだり、Far Harborのストーリーのクリティカル・パスなんでしょうか。

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 よくわかってないんですが、アイコンで指示されるまま進める。

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 5つのコード?

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 ここにとばされる。

 正直、二重にキレそうになりました。
 フェイド(DA)とか、VR(ME)とか、大キライなんだよ!
 それと、なんか工具が出てるけど、ビルド・クラフトもキライなんだよ!

 なんだ、またプログラムのバグ(ゴキブリ)退治か? ME3にあったよな。
 くだらねえな。やってられねえな。

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 VRの中までも、素材集めてブロック造らせるのか。

 やってらんねえ。
 ほんと、全ゲーマーがMinecraft好きなわけじゃねえぞ。少なくとも、あたしは違う!

 とまあ、ずーーーっと誤解したまま憤慨していたのですが、ここでやめなくてよかった。

 これ、めっちゃ面白いです。

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 ルールはごく単純なパズルなんすね。

 ゴキちゃんと思ったバグは、データーのパケットみたいなもんすか。
 こいつらがゴールまで進めるように通路をブロックで造ってやり、ビームの反射を操作して、障害物を破壊・除去し、最後にデバッガー的な敵のムシの攻撃から守ってやる。
 ルールはたったこれだけですかね。

 さっきのコードの数だけ「異なるステージ」を繰り返してプレイする(5つ全部がクリティカルではないようだ)。 
 いやあ、第一印象で決めつけて申し訳ありませんでした。ME3のあれとあまりに似ていたもんで。あっちは正直あまり頭を使わずルートを探索させられるんだけど、こちらは詰め将棋的な楽しさがあります。

 もっとも、それぞれのパズルは詰め将棋の「美しい問題」のように、「すべての持ち駒を無駄なく使う必要がある」ように、がちがちに詰めたものでもない。手余りもあるし、実際いくつか攻略の選択肢があるものもある。 

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 そうとわかると、このゴキちゃんたちが健気で愛おしく見えてくる。 

 いや、ゴキではない。空は飛べないし。

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 崖の隙間をブロックで埋めてあげても、赤いブロックは越えられない。

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 でも、ブロックをずらして赤いブロックの「急所」にビームをあててあげると。

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 赤いのが消えていくのだ。

 かいかーん。DAIでリフトを閉鎖するときと同じくらいかいかーん。(あっちは頭使わんけどな)

 やっぱ「かいかーん」、はゲームにとって大事なことですよね。

 ただ、「ステージ」が進むにつれて、仕掛けも大掛かりになっていき。 

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 ここなんて、苦労して赤いのを除去できそうなのに。

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 ブロックの調整で、正面におけつ向けてたもんだから。

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 うわ、消えちゃった!

 今動画を観直せば、赤いのが消える瞬間まではっきり映っていたのですが、リアタイでは「かいかーんなしよ」でした・・・。

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 待ってろゴキちゃんたち、今行くぞ。

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 まず守りを固めて。

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 それから橋をかけて。

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 あとは、ゴキちゃんがデーター担いで走るのを眺めるだけ。

 Fallout4のビルディングとクラフティングに、(武器グレードアップ以外は)なんの評価も与えていなかった私ですが、ここで突如として好感度がアップいたしました!

 Valveの"Portal"シリーズと似ていなくもないが、あちらは「ぼくらIQ150以上の集団ですが、何か?」みたいな、ふざけた傲慢さが滲み出ておりました。
 こっちは、上にも書いたように詰め将棋としては美しくもなく、ガジェットも数種類しかないのですが、そこはかとなく手作りアットホーム感が漂っていて、前者Valveがヒラリーなら、こっちは・・・、いないか。

 いやーん、これなら暇なときにいくらでも遊べるー。
 でも、誰かに新しいパズルを作ってもらわないとできないわけですよねえ。
 自分で作ったパズルやクイズを「解く」ほど虚しいことはない(パズル作家は尊敬するわ)。
 コントラプションのあれなんかじゃなくて、これの追加DLC出ないすかねえ・・・。

2016年7月 4日 (月)

いまさらPS4

 PS4グレイシャス・ホワイトー、げっとーーーっ、んんんんん!

 んー、実物は言うほど白くないいいっ、綺麗くないいいいっ、んんんんん!

 今どきのパッケージングはストレス・フリーつんすか、箱の中に余計なものは何も入ってないんすね。

 これは何も見んでも繋がりますね、と思い、さくさくつなげて、コントローラー、おんっ!

 画面がつかない。(ストレス)

 HDMIスリー・ウェイ切り替え用セレクターを用いているので、その切り替えがうまく行っていないのか。だが何度試してもうんともすんとも。(ストレス)

 諦めて、開封のときどこにやったかわからなくなった、ペラッペラッの取説を部屋中必死に探し出して、紐解いてみる。(ストレス+カロリー大量消費)

 んー。無線LANだからLAN端子放置だしい、電源コードおっけーだしい、コントローラーは有線で繋がってるしい、HDMIセレクターはオンだしい。(ストレス、レッドゾーンへ)

 何度も読み直したが、謎が解けず。一体どういうことなんだ。(ストレス、オーヴァーレヴ)

 キレそう(エンジンブロウ!)になった最後の瞬間、「電源」つうのが二つの(正確には三つの)意味があることを発見する。あ、ちなみにあたしの場合、TVには繋ぎません。ただの液晶ディスプレイ(つても結構なお値段のスピーカーつき)に直結ですっ。

 ①TVに接続する(電源コードを繋ぐ)。②TVの電源を入れる。③電源を入れる。 

 電源を入れる?
Poweron
 この、いかにもジャーマンの誰かが考えた、タコ焼きぽいやつ。ちなみに調べるとISO的には「電源準備中」の意味でしかない。

 あ、そういえば「タコ焼き」買ってあったんだ。あとで食べよう食べよう。(事実)

 これが「ON」を意味することは、直感的にまったく受け付けないのだが、なんと取説には、この記号とともに「電源ボタンを押して、電源を入れる」とある。

 えーっ! こいつはたまげた!

 なんでPS4本体に、電源スイッチが必要なの?! 無駄じゃないの? 部品数増やしてるだけじゃないの? コンセント繋いだらあとコントローラーで指図できんじゃないの?!
 まあ、コントローラーが使用不可の場合とか、そういうことを想定してんだろうが・・・。

 わかりにくいんだよ! 
 でも、ぽちっとな。

 んー、青いLEDがあんまり青くなーい、綺麗くないいいいっ、んんんんん!。
 そして、LEDはすぐに白っぽい光になるので、PS4様がまた何かへそを曲げたのかと身構えたが、仕様であった。

 これでようやく本当のPS4ユーザーとなったわけだ。PS3でやった設定を繰り返すのはめんどいが、おそらく他人様ほどには、PS3でガッチガチに遊んでいたわけではないので、ましなほうであろう。

 ようやく設定もおわり、タコ焼きをチンしながら、さてなにすっぺと。
 なお、スーパーなどで売っているタコ焼きの賞味期限は一日に満たないため、それを本気にするなら、実質買ったその日のうちに賞味しなければならない。うかうかしてると翌朝ゴミ箱直行ということになる。この事実だけでも、「賞味期限など飾りです。偉い人には(略」なことがわかるのではないだろうか。

 PS3のゲームはささらない、遊べないと聞いていた。だが、ここでPS4のゲームを買うほど酔狂ではない。魔の9月になればゲームはいくらでも襲ってくるのである。

 PS4のゲームをVitaで遊んでみましょうか(だから、PS4のゲーム持ってねえってんだろう!)
 プレイルーム・・・?(カメラございません、買うつもりもございません(キッパリ))
 ネットワークでお友達と繋がる?(お友達おりません)
 TV録画・・・?(TVに繋いでねえって言ったよな? つかアニメ以外TVは観ません)
 BD/DVDでも観ましょうか?(PCでもPS3でもできますねえ)
 ネット配信でも観ます?(PCでもKindle TVでもできますから)
 ネットブラウズは?(PCやKindleのほうがはるかに便利ですねえ)
 んーと、んーと、あと何ができるんでしたっけ?

 仕方がないので、やっぱBD/DVDを鑑賞するか、ネット配信でも観てましょうかね。PS4でやる必要は何にひとつないのだけれど。(なぜか悲しみがとめどなくこみあげてくる)

(なお、ヴィデオの一時停止などの操作をしたいとき、PCマウス、PS3コントローラー、KindleTVスティック・コントローラー、果てはHDMIセレクターのスイッチなど、操作系デヴァイス類をひととおり押してみて、ようやくPS4コントローラーに行き着くということを繰り返しているのは、秘密だからね)

 「はがない」英語版BDで、皆がお祭りの「タコ焼き」食ってるのを観ながら、タコ焼きを食べる。
 是非もなし。

 いかん、このままではVRを買ってしまうかもしれない!
 (VR発売日10月だから。その前に魔の9月が来るから。ついてるね! よかったね)

2016年7月 3日 (日)

サイファイの賞味期限とは

 PCG(消費者向け包装消費財)の食品なら、ぶっちゃけ賞味期限プラス365日は平気ですね。缶ビールはさすがにプラス180日(つまり製造してから一年後かな)くらいで変な味になるだろうけど、自分で買わないので関係ない。
 パック入りの食品であれば、調理済みならプラス7日くらい。生のおちゃかな(魚介類)だけは要注意ですね。とりわけ貝類は、ごくふつうに死ねます。

 こまっしゃくれたガキの頃、筒井先生の小説を気に入った関係上、サイファイ・ファンを気取り、(J.G.)バラードの「沈んだ世界」なんぞを読んだふりして悦に入ってたわけですが、ここだけの話、意味さぱーりわかりませんでした(笑)。

 むしろ、バラード作品に代表される(主としてUK発の)「ニューウェーヴ」なるものが、USでいわゆる「保守派」(今となっては誰も見向きもしないアジモフなどが代表)から散々にこきおろされていた話とか、それから十年くらい遅れて輸入した島国では、左翼的政治活動にものの見事に挫折したが、東スポ編集部に入るような潔さもない連中が、(小松左京をはじめとする和製SFの作家連や、ハヤカワのぼけとか創元が牛耳る)島国サイファイ業界の主流に当然なれるはずもないのだが、「権威」を否定しアナーキックな世界の実現を夢見て、(左翼お得意の)「ニューウェーヴ」なるものの捏造・でっち上げ・過剰美化・ユートピア論を繰り広げ、これもまた歴史の闇に見事に葬り去られた、とか、そういう醜い戦いの下世話なゴシップを楽しんでいたような気がします。

 「沈んだ世界」を超久しぶりに読み直し、やっぱさぱーり意味がわからんということを再確認いたしました。
 しかも、(解説を書いていた)伊藤典夫本人は否定するかもしれないが、彼曰くの「(残念なことに)ある種のSFには旬があり、賞味期限がある」という説に、この作品があてはまってしまうのではないかとも思われる。彼が指示しているのは、すなわち時代背景(むしろ、コンテクスト・文脈)を欠いてしまうと、①意味さぱーりな作品になってしまう、②意味は当たり前のようにわかるが、それのどこが面白いの?となってしまう、のどちらかという意味でしょう。(①は政治的社会的背景が変化した場合、②は、アジモフが典型的にそうであるが外挿的未来を描く作品の場合に多い)

 伊藤典夫は注意深いので、「ある種の」という、「一般」なのか「特殊」なのかわからない条件をつけて語っているが、私はここは、スタージョン的に「サイファイの90%には賞味期限がある」と言っているのだと思う。ただしスタージョンの法則もそうであったように、いそいでその後に「何事もその90%には賞味期限がある」と言わないとだめなのだが。

 ひとつだけ、大きなお友達になってわかったことがある。ああ、こういう意味でこの作品もバラードの「倒錯」を描いていたんだ、という部分だけは、新たに発見した。ネタバレになるから言いませんが、やっぱ「倒錯」の世界は、なかなかお子ちゃまにはわからなかった。

 と、ここまでとても読みにくい文章になっているかもしれないが、それはこの作品の翻訳がこんな感じなもんだから、自然と移っちゃったのかもしれない。次は浅倉久志訳ヴァーリイや、彼と酒井昭伸訳のヴァンスを読んでいくので、私の文章もまた自然に元に戻るのでしょう。でもその後は柳下毅一郎訳(及びある作品は原文)のラファティーを読もうとしているので、どうなることかちょっと怖い。

 「沈んだ世界」に描かれた地球(舞台は主にロンドン周辺)自体の設定は、きっと映画化されても生きると思いますが、見た目だけが似ている「地球温暖化問題」と絡めて、お話をさらにわけわからなくしてしまう危険は大であり、そこはちょっと心配である。(小説のほうの「原因」はまるで異なる)。

 映画「ハイライズ」も、あちらの評判はいまいちよろしくないようだ。この原作のネタ(テーマ)自体の賞味期限は、人類社会が続く限り切れるはずがない、と思われるので、きっと映画の造り手は、バラードのメッセージを大きく読み間違えたか(それ自体は全く悪いことではない)、または映画の造り手自身のメッセージを送ることに終始したのか(これもそんなに悪いことではない)、どちらかだろう。

 確かに、あまりに普遍的なネタなので、細部に徹底的にこだわらないと、テーマの表現はちょっときついかもしれない。(そもそもの話、作り手自身がブルジョアジーでなければハードルが無暗に高いのではないだろうかと思われるし、観ているほうのほとんどがただの平民、コモンズ、ペザント、人生のモブキャラなので、意味がわかるわけがないのかもしれない。かくいうあたくしは幼少の頃から、ブルジョアジーの生活やものの見方を身に着け(うそをつけ!))

 バラードについては、「ハイライズ」映画化を利用して創元が、(ハヤカワのぼけが版権を得ていた)同作品の文庫版を出す他、バラード短編全集(全5巻)を発刊するそうだ。
 ぶつぶつ文句言いながらも第1巻を予約してしまった。この人の作品は、短編ならなんとかなるのかもしれないと思って。

 創元に限らず、長編も含めて「売れない」バラード作品は軒並み絶版の扱いとなっている。映画化でまた騒ぎとなるのだろうが、復刊しても「売れない」のは間違いないことは版元も百も承知だろうから、あまり期待しないほうがいいかもしれない。
 いや、バラードなんてまだ有名人のほうで、二度と永久に日の目を見ない作家・作品なんてざらにあるのだと思う。

 それらが、伊藤典夫の言う「賞味期限切れ」なら、それも致し方ないだろうが、本当にそうなのだろうか。運よく、島国サイファイ隆盛期にガキの時代を過ごしたあたしなんぞはまだいいが、永久に読む機会を奪われた人たちにとっては(原文で読む労を厭うのであれば)、その答えは、もはや知る由もないわけだが。

PS4/VRはAV用でしょ?

 だからバカ売れする、って説も信憑ありますけどねー。

 Amazon Primedayとやらで、7月12日一日だけ色々お得なんだそうで、そういえばPS4もまだ買っていなかったので、丁度良いかと思って在庫を見てみたら、欲しいモデルは最後の一台。

 いやーな予感がして調べると、PS4 NEOとやらがリリースされるとか?
 ああ、それは4K対応版の上位機種のことらしいし、VRの前に出るとか出ないとか発売時期も定かではないそうだし、どうせ島国はUSとか他地域より後になるはずなんで、AV、もといVRにあまり、んーさほど?興味のないあたしにとっては、どうでもいいかなと思った。

 ところが、PS4スリムってのがあるそうで、XOneのスリム版に対抗するんだとか?

 7月12日 Amazon Primeday PS4購入。
 8月中  セットアップとか色々。(実は何ができるのか、すべきなのか、よくわかっていない)
 9月中  P5発売・購入。
    その他、Vita版でしゃぶり倒した東京(略ザナドゥの、PS4版eX+発売・購入。
    (だって、もしかしたらパン●ラシーンが追加されているかも?!)      
    あと、気が向いたらホストクラブ?
 

 という段取りだったのに・・・。
 9月15日-18日 東京ゲームショウで、PS4スリム発表?

 どうしてくれんだよ。満を持して(それ使い方違うと思う)買った瞬間に新型かよ。
 まあ。それも島国はずっと後のリリースなんだろうけど、やけに腹が立つ。

 ただしPS4スリムについては、例によってWSJの(某証券アナリストの)ガセかもしれない。

 そんでもってこんな与太記事を書いている間に、Amazonのほうでは案の定PS4各モデルが品薄となり、値段ががしがし上がっている・・・。

 転売屋ども残らず死ね。

 つうことで、まぢギレしそうなんで、ソニーご本尊のオンラインショップから、割引キューポン行使で買っちゃいました(笑)。
 グレイシャス・ホワイトーッ! お得なお買い物です! 

 でも9月まで、何に使うんだろ。(たぶん箱から出しもしないおそれ・・・)
 転売したりして(笑)。

2016年7月 1日 (金)

テン・ミリオン・クラブ

 衝撃的な事実に接し、ここしばらくのところは言葉を喪うどころか、寥寥とした寂寞たる気分に浸っております。
 SkyrimのHD版発売については知っていたのですが、よくよく読んでみると「20百万本売り上げたタイトル」と書いてある。

 なにかの間違いかと思い、Wikipedia(en)を参照してみたところ、実際の売り上げは22百万本以上であった。しかもBethesdaが20百万本を達成したと発表したのは2013年6月、Legendary Edition発売時期であり、オリジナル作品リリース(2011年11月)から2年足らずでの達成であった。
 Fallout4は、Valveによれば、Steamのみの売り上げでも12百万本(リリース後24時間)。コンソールやパッケージ版がその他に追加される。
 2015年5月リリースのThe Witcher 3は、CD Projektによれば2016年3月までにほぼ10百万本を「出荷」したという。

 かつて世界を席巻したMMORPG、WoWの同時サブスクライヴ数は最大12百万アカウント。当時は圧倒的すぎていまいち実感できないうえに、誰もそれを超えることは不可能だろうと思われていた。今や複数のCRPG単一タイトルが、その数字を超える勢いである。コンソールの威力恐るべし。またWoWの「のべ」アカウント数は100百万(ユニーク・ユーザーではない)を超えており、その金字塔もまた揺るがないと思われていたが、MinecraftがPCプラットフォーム単独であっさりパスしてしまった。もっともこちらはリンゴとアップル、じゃねえや、リンゴとオレンジを比べているようなものかもしれない(Minecraftの先を行くのはTetrisのみ)。
 
 EA/BioWareは、いかなる理由か知らないが(想像はできるが)、DAIの販売数を公表していない。リリース直後の出荷数やEAの偉い人たちの発言から推定すると、3百万本-4百万本程度ではないかと思われる。DA2(3百万本未達と推定される)よりは出たが、DAO(EA公表値では、リリース後1年以内に3.2百万本)からさほど伸びていないのではないか、というのが大方の推定だ。なお、Mass Effect 3はリリース月に3.5百万本売り上げた(EA公表値)。

 以前、EAのポートフォリオの記事を書いた際、同社のジャンル別市場シェアのデーターを掲載した。

http://vanitie5.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/rpg-1b14.html

 市場伸び率(市場の拡大程度)が低いところで苦戦しているなら、BCGのいうところの「問題児」(Question Mark)となり、私もそう書いたのだが、ここが見誤っていた。
 CRPGジャンルは大きく「拡大」していた。「固い線」で言えば最大売り上げである22百万ユーザーを獲得していることになる(「固い線」とはすなわちSkyrimユーザー数そのものが市場であって、彼らが他のタイトルも購入していると言う意味)。かなり伸び率の高い市場であったのだ。そこで低シェアに甘んじている場合、BCGによれば「負け犬」(Dog)と呼ばれることになる。
 
 EA/BioWareのCRPGは、典型的な「負け犬」となった。

 なお、売り上げが多いから「内容が良質」、少ないから「不良」ということは一言も言っていない。売り上げと内容の品質(作動上の品質ではない)は基本的に無関係だ。ゲームがアートかどうかも定かではないので、アーティスティックな(芸術的な)出来栄えというのも言いたくない。唯一最大の問題は、商業ゲームも当然銭金の世界なので、パブリッシャーとしてライヴァルたちに大きく差を付けられているのは由々しき事態である、ということだ。「RPGがダメならアクションをつくればいいじゃない」は、まったく冗談でもなんでもないのだ。

 理由は、ファンにはもうおわかりなのだろう。DAやMEの欠点をいくらでもあげつらうことは可能だし、逆に「インクルーシヴィティ」一点だけに、責任をなすりつけることもできるかもしれない。ドナルドの騒動をご覧になればわかるとおり、最大市場のUSでは重大な悪影響を与えている可能性が高い。あるいはEAのものは決して買わないという信念を貫くプレイヤーが多いのかもしれない(考えにくいが)。

 欠点をあげつらうのは簡単だが、むしろどうしてSkyrimは、Fallout4は、TW3は、そしてDiabloIII(リリース後1年後の時点で14.5百万ユニーク・プレイヤーがプレイ)はテン・ミリオン(10百万)クラブ会員で、BioWare作品はそうではないのか、そちらから考えたほうがよさそうである。
(ちなみにFFXIIIは、FFXIII-2と併せてようやく10百万本(コンソール版)であるので、クラブには入っていない)
 
 そして、その答えは意外と簡単に出るのかもしれない。
 ただしTW3については、不肖わたくし2019年10月までクリアを延期する予定なので(笑)、参考にするのはためらわれる。間違っていたらご指摘願いたい。

 簡単な答えとは、平凡な答えでもある。「一言二言でそのゲームを説明できるユニークさ」。つまり「他人への説明が簡単なこと」だ。(TW3については他の人に譲って)、Bethesda作品も、Blizzardも大筋では同じモチーフのゲームをシークエルとして出している。用いるテクノロジーも、細部造り込みも違うが、前の作品を知る者には、「あれとはこう違う」と言えば済む。

 翻ってDAシリーズについては、もはや「迷走中」と言ってしまっても良いかもしれない。DAIに関しては、「20から200時間のプレイ時間」というコンセプトで開発がはじまったそうだが、10百万クラブの資格は、申し訳ないが「オープンワールド」ではないのだ。Modコミュニティでもない。マルチプレイでも、コンテストでもない。DLCの豊富さでもまったくない。(FFシリーズがこれまでこだわってきた、タイトルごとに異なる「斬新な」リアルタイム・バトルシステムでもない)
 そして、どうやらナレイティヴ、「物語」ですらないのかもしれない。
(Modコミュニティについて付け加えるなら、Skyrimの売り上げが10百万本から圧倒的に突出している理由の一部を説明するのかもしれない)

 BioWareには、ゲームとは「アーティステイック」なもの、という勘違いが根底にあるのかもしれないが(その全部を否定はしないが)、テン・ミリオン・クラブ・タイトルのユーザーたちが一義的に求めているのは「そうではない」といえないだろうか(繰り返すが、その是非、善悪を論じているのではない)。
 むしろ、「お馴染みの世界」という素材を、新しい技術などを用いてどう上手に料理するか、が期待されているのではないか。

 そうであるなら、MEシリーズは、これまで比較的「お馴染みの世界」を踏襲してきたといえそうだ。ME3のエンディング騒動は、まずコンテンツのリーク騒ぎがあり、次に「ファンの声を聴く」というBioWare創業者自ら発していた「偽善」が暴かれただけのことで、商業上のダメージはかなり大きかったのだろうが、作品自体にケチがつく話ではない。
 もちろん、ケーシーはじめ、作り手側が大きく入れ替わったことは重大なリスク(コントロ―ラブルな危険)のひとつだろう。 

 だがそれよりも大きなデンジャー(コントロール困難な危険)は、「なんか新しいこと」を無理矢理ひねり出して、わけもわからず実装しようとすることにあると思うのだが、どうだろうか? DAしかり、これまでのFFしかり。

 MLはかつて、DA2は(大変評判が悪かったが)、「後になればきっと、DAOからDA2への様々な変更点は、将来を見据えた重要な繋ぎの役割を果たしていたことがわかる」というようなことをのたまっていた。
 はい、1000時間以上DAIプレイしました。まるでそんなことなかったでしょ? そんな発言したこと、本人さえも忘れてんだろう。
(当時GameSpotのレヴュアーだったケヴィンは、DA2について「DAOでうまく動いているものを何故わざわざ直す?」と批評したが、そういうレヴュアーは他にも大勢いた)

 あまりにコンサヴァな意見で、書いてる私も「うーん」と思ってしまうのだが、世の中がそうであるなら、商売上はやはり気にしないといけないはずだ。コンピューター・ゲームが、どれくらいの部分「アート」であるか私には分からないが、少なくとも100%そうではないことは間違いない。「工業製品」の部分があるはずなのだ。

 長年付き合ってきた「ファン」たちも、もう若くはないのだ。
 USのおっさん、おばさんたちは、今だって車の中で、イーグルスやカーペンターズを聴いているのである。工業製品いうなら(産業ロックと揶揄された)ボン・ジョビか。「アートがない」と批判していた渋谷●一他も、みんなどっかいっちゃったけどね(笑)。

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