フォト
無料ブログはココログ

« Dragon Age Magekiller #1リリース。 | トップページ | ロンド »

2015年12月19日 (土)

Star Warsなかりせば

 ゲイダーさんも、Star Warsの新作映画を当分見ることはできないそうだ。
 Magekillerさえまだ読んでいないとのことで、何によって忙しいのかはわかりませんが。

 かくいう私も、クリスマス戦役への出撃がほぼ確定してしまった・・・。
 我々のボーイズは、クリスマスまでに祖国(くに)に還ることはできないようだ。

 そのあおりで、Star Warsも年末まで観ることができそうにない。つかそのくらいまでどこも予約で満員でしょ? ああ、2Dなら多少は空いているのか・・・。別に3⁺Dにこだわりはないんでそんでもいいけど。

 怖いのは、どこ観てもネタバレが書いてあるのではないかと心配になって、ネットもどこも見れなくなること(笑)。それが嫌なら早く観ろということは百も承知です。

 オリジナル(Star Wars(1977)、エピソード4)は、ほんと一日三回を繰り返して観るとか、猿のように何度も観たんだけど。お子ちゃまだったんで、無限に暇だったしなあ・・・。

 サイファイ・ジャンルのみならず、映画そのものを大きく変えた作品と評価されるべきでしょうね。(「質」の観点から見れば、もちろんカーシュナーのエピソード5(The Empire Strikes Back(1980))を推す声が多い気持ちは分かりますけど)。

 ハリウッドも、サイファイは「バカみたいに売れる」ということが、はじめてわかった。二時間枠に無理やりあわせるため、むごたらしくつま先と踵を切り取られたオリジナルですら、爆発的に受けた。そういう仕打ちをしていたこと自体が、「こんなの売れんのかい」と疑っていた証拠でしょう。
 サイファイいうてもあくまで「スぺオペ」寄りの作品ですけど。
 このジャンルは"2001: A Space Odyssey"(1968)のように、何だかわけわからん作品をありがたがるもの、という先入観が吹き飛んだのはめでたいことだった。

 このシリーズは、リドリー・スコット(Alien(1979))やキャメロン(The Terminator(1984)、Aliens(1986))あたりが頭角を顕わすきっかけであったのは間違いないし、Star Warsなかりせば、キャメロンのThe Abyss(1989)なんてゼッタイ撮らせてもらえなかっただろう。そうなるとTitanic(1997)も存在していなかったわけだ。ゼメキスのBack to the Future(1985)もこの世にない。よって、Forrest Gump(1994)もない。

 スぺオペをパルプ・フィクションの一種という切り口でみれば、同類の冒険もの、インディアナ・ジョーンズ(Raiders of the Lost Ark(1981))も、もちろん日の目はみなかった。 The Dark Knight(2008)やThe Avengers(2012)に連なる、アメコミ・スーパーヒーローものの大山脈だって、きっと相当低い山だったのじゃなかったかな。マイケル・ベイがTransformers(2007)で大儲けすることもなかったわけだ。
 ファンタジー大作、The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring(2001)も、なかったでしょう。

 一方、あちらでは一大ジャンルであったウエスタンにまで影響を及ぼすことはなかった。むしろスぺオペ自体が、西部劇(ホースオペラ)の連想から生まれたジャンルなわけで、サイファイがウエスタンを取り込んでいったんでしょうね。オリジナル(エピソード4)が、砂漠と「荒野」の惑星からはじまるのは偶然ではない。それが先祖返り的にさらに変換されて、「荒野の一匹オオカミ」、Mad Max(1979)の続編(Mad Max 2、またはRoad Warriors(1981))が生まれる素地となった。ヒーローは荒野のライダー(騎手)ではなく、ドライヴァーだったけど。

 一般庶民が観たいのは、マルクス主義か宗教書のような、難解すぎてなんだか良く分からん"SF"なんかじゃなくて、ベタなパルプ・フィクションであった。アカデミーが喜んでオスカーをくれてやるような作品じゃなくて、「物語原型」を繰り返し焼き直す作品群だった。

 "Blade Runner"(1982)のオリジナル版は誰からも注目されず、島国でなんかクローネンバーグのスキャナーズ(Scanners(1981)あたりのキワモノ扱いで、早々に興業を打ち切られた。ディレクターズ・カット(1992)という商法は、リドリー・スコットが「発明」したと言われているが、要するに人口に膾炙するまで10年かかった。
 それからは、「何が書いてあるか良く分からない」サイファイ代表選手のフィリップ・K・ディック原作の作品が、もう彼の原作であるという理由だけで製作のゴーサインが出るようになった。ヴァーホーヴェン師匠のTotal Recall (1990)を皮切りにして、片手に余るほどだ。

 そしてディックが何度も描いた「偽物の世界」の「水割り」版、「猿でもわかる」版である、The Matrix(1999)が生まれる。

 島国では「ドラ●もん」のおかげで、一般庶民のサイファイ・リテラシーが向上していったのと同様、あちらではハリウッド映画がそのきっかけとなった。残念ながら、オタクしか観ていないStar Trekシリーズでは断じてない。しかもStar Trekはむしろ、あちらでかつて一世風靡したホレイショー・ホーンブロワ―・シリーズに代表される「帆船もの」ジャンルの後継者。

 ということで、書いていたら上に挙げた作品群を片っ端から見たくなってしまった(笑)。
 (もちろん言うまでもないが、マイケル・ベイ作品を除く)

 ここまでにしておきます。

« Dragon Age Magekiller #1リリース。 | トップページ | ロンド »

Dragon Age Inquisition」カテゴリの記事

ゲーム」カテゴリの記事

コメント

私は旦那に「SW前売り買っといてね」といわれていたのですが、見に行くのが面倒くさいのでそのままスルーしてしまいました(笑
SWTORはものすごく愛していますが、EP7はどうもなんていうか・・・最初に「EP7じゃないよ」「いややっぱりEP7だよ」とかいうゴタゴタと、どうもディズニー産はロクなことにならないという先入観でなんか気乗りがしないんですよね(´・ω・`)あとまあ・・・EP6のあとルークが新しくジェダイ組織作ったとか作らないとかあった小説の設定は黙殺されて、結局共和国は再建できてないかったとか、まあそうじゃないと新しいエピソード作れないよな、とか…

あと単純にヒロインと脱出兵の黒人の彼がまったく好きな容姿でないというのもありますが(笑

V様のEP7の感想をお待ちしています!!

 やはりファンから責められるべきはルーカス御大その人でしょう。私も、最初の三部作後に出版された、たしか帝国のスターデストロイヤー・カイメーラ(Chimaera)が登場する作品、今調べたら"Heir to the Empire"(1991)から始まる三部作をむさぼるように読んで、やっぱエピソード7に続くんだなあ、と思っていたのですが、その後とんと音沙汰なし。エピソード1なんて忘れたころにやってきましたから。

 御大は、映画とフランチャイズ・グッズであまりに儲かりすぎてしまったので、とたんに身辺が危うくなり、軍隊みたいなボディガード集団を雇い、カリフォルニアの要塞(例のスカイウォーカー・ランチ)に閉じこもり、糟糠の妻とディヴォース(よくあるパターン)したのちは、愛人リンダ・ロンシュタット以外は誰も信用しなかったとか、ってヒトラーか(一部虚構(笑))。

 私は違う意味でこの主人公たちが嫌。ラテン系ヒロインと黒人ヒーロー。人種差別主義の権化であるディス、失礼、ディズニーのくせに、「いえいえ、ポリティカリー・コレクト」ですよー、とか胡散臭すぎて胸やけがしてダメ。オリジナル作品みたいに「白人オンリー上等、金髪碧眼で何が悪い」とできなかったのでしょうかね。
 つってもアレックス・ギネスの役にはミフネを考えていたというのは有名なトリヴィアですが、島国側も「売れるんかね、そんなの」と断ったくちだった(笑)。

SWですが、楽しみにはしていますが、期待はして無いって感じですね。
4DXで観たかったのですが、年内は満席で取れませんでした。
IMAX3Dはまだいけたので、忙しい30日に観に行ってきます。

折角なので、旧3部作品のDVDを見て気分を盛り上げておこうかなと。
確かにルークはステキでした、ハン・ソロもカッコ良かったし。

 えーっ、30日まで待たないと空かないのですかー?
 じゃあ31日の昼に見よーっと。夕方から「絶対に笑(略最終回があるから、それまでには戻らないといけないし。私はそのくらいの扱いです。
 だいたい、ノリだけで騒いでるのが多すぎるよ。最近はニワカっつんですか? それ。

 旧三部作? ルーク・ヴェイダー編ですね。ヴェイダーが出なけりゃ盛り上がんないすからねー。
 ん、エピソード1から3にもヴェイダーが出てるじゃないか?
 ネタバレ禁止だお!(笑) 今更

いえいえ、そう言うわけではないです。
友達の都合と水曜日(30日)はレディースデイでお安くなるので(^.^)
でも結構良い席はうまってましたよ。

>ノリだけで騒いでるのが多すぎるよ

テレビ見てたら仮装して観に来てる人が結構多くて、そんな格好で映画に集中出来ないだろって思ってしまいました。(>_<)

子供の頃にEP5を観に行った時、その頃は上映途中でも入れましたが、扉を開けた時にスクリーン一杯に氷の惑星ホスの真っ白の景色が目にとびこんできたのが印象的で感動したものです。

男女差別ハンターイ。オッサンデイはないのか、大きなお友だち倍払えデイとか。
Strikes Backネタ振られると停まらなくなります。

ファルコンを追撃しようとしてコリジョンコースにはいったスターデストロイヤー二隻のニアミスとか、今思い出しても背筋がビリビリ! うまい、うますぎるよ、特撮というか、そのネタ回し。そして諦めてワープインする帝国艦隊が放出するガベッジ類に紛れて逃走を図るファルコンと、その手の内を見透かしてるボーヴァ・フェットのスレイブワン。
言葉一つ用いず、全部絵で見せる。これぞサイファイ、スペオペ、唸りました。
Return of Jediの、スーパースターデストロイヤー轟沈シーンもすごいけど、技能賞はStrikes Backの方。

エピソード1からの三部作、どっか見所あったっけ?
たしかにスピルバーグ担当のシークエンスは圧巻でしたが。

メンズデーやってる映画館もありますよー、全国的では無さそうですが。

確かにEP1~3はそんなに印象残ってませんね。
悪かった訳ではないですが、何度も見たいと思わなかったです。

 メンズではなく、私が言ってるのは、おっさんです。
 でもネット予約を見ると、年末もレディーズデイとか、シネマイレージ会員デイとか色々あるらしく、混みそうで面倒なので、もはや28日一択になりそうな気配です。間違って吹替版予約しないようにしないと・・・。声優誰やるかすら知らないが、どうせ紀香とかでしょ(いつの時代だよ)。それと愛之助。あと主題歌はA●B? それとも松たか子?
 あ、ジャージャービンクスのぬいぐるみ着ていかないと、どこやったっけ(うそをつけ!)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2179693/63042146

この記事へのトラックバック一覧です: Star Warsなかりせば:

« Dragon Age Magekiller #1リリース。 | トップページ | ロンド »