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2015年8月24日 (月)

【DAI】ドワローグ、あの麦わら帽子を思い出す。

 かあさん 覚えてますか 昔僕が戴いたあの麦わら帽子
 随分前になくしちゃった 霧の深い谷に飛ばされて
 ええ かあさん あの帽子はどうなったのでしょうね
 山肌を落ちて行って 僕の手が届かなくなった
 かあさん あなたの気持ちのように

 いきなり風が吹き上げて
 僕の帽子を取り上げて
 突風の中くしゃくしゃにきりきり舞いさせて
 ずっと高くまで飛ばしてしまった

 かあさん あの帽子だけは 僕は本当に好きでした
 でももう僕たちの元にない 誰も取り戻せはしない
 かあさん あなたに戴いたこの命のように

人間の証明のテーマ
    

Mama, do you remember the old straw hat you gave to me
I lost the hat long ago flew to the foggy canyon
Yeah Mama. I wonder what happened to that old straw hat
Falling down the mountain side out of my reach like your heart

Suddenly the wind came up
Stealing my hat from me yeah
Swirling whirling gusts of wind
Blowing it higher away

Mama, that old straw hat was the only one I really loved
But we lost it, no one could bring it back like the life you gave me

***

6137
 ママ―ッ、ドウ・ユウ・リメンバーッ?  

 レヴェル12でThe Descentのディープロードに進入したドワローグ。
 他の活動はほぼ何もせず、成り上がりレヴェル16でタイタンと決戦。
 何度挑んでも、カジュアル難易度に下げてすら、一蹴され続けました。
 バランス悪すぎるだろう!
 あそこで拾える装備が身に着けられるようになってから、再挑戦しろということか。

 怒る気持ちすら萎えてしまいました。

 ああかあさん 覚えてますか
 昔よく通ったあのディープロード(いや、かあさんは知らんだろう!) 

 これを替え歌にするのは、オリジナル作者の西条八十に対してあり得ないほど失礼。
 なのでやめにした。

***

ぼくの帽子  西条八十

母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏碓井(うすひ)から霧積(きりづみ)へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦稈(むぎわら)帽子ですよ。

母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかった。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。

母さん、あのとき、向うから若い薬売が来ましたっけね。
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとしてずいぶん骨折ってくれましたっけね。
だけどとうとう駄目だった。
なにしろ深い渓谷で、それに草が
背丈ぐらい伸びていたんてすもの。

母さん、本当にあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍に咲いていた車百合の花は、
もうとうに枯れちゃつたでせうね。そして、
秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが鳴いたかも知れませんよ。

母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、
あの渓間に、静かに雪が降りつもっているでせう。
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いた
Y・Sという頭叉字を
埋めるように、静かに、寂しく。

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コメント

霧にかすむ画像にマッチしてますね。
秋が近いものの、季節的にもいいかもしれない。

>人間の証明

キスミー→霧積、ストウハ→ストローハットの言葉も鍵だったような気がする。
あの麦わら帽子のシーン、いくつ帽子を投げたんだろうかと余計な心配したりして。
確か、帽子を糸のついた釣竿で吊ってるんじゃなかったかな。
小説もなかなか良くできてたと思います。

>ぼくの帽子

いいですねぇ。センチメンタルでせつない。
今のご時勢ではなかなかお目にかかれないイメージの膨らみがあります。
思い出と空想の情景それぞれに、時の流れと想いがつまってます。
誰もが胸の内に、失くした麦わら帽子を一つは持ってるのでしょうか。
若い時とおっさんになってしまった今とでは、読んだ感慨は違ってきますね。

 映画についてはイメージ以外はうろ覚えなので、歌詞の解釈間違えてやしないかとひやひやものです。なぜか冷たい大都会のシーンだけが心に残っている。幼少の頃、高貴な身分を秘匿して田舎に隠れ住んでいたからか(笑)。
 私の偽りのない気持ちはジョー山中の歌詞に近いんですけどね。この記事はそこからのスタートでした。

 僕の手が届かなくなった あなたの気持ち

 オリジナルのほうは、本当に何度読んでも飽きません。

 紺の脚絆に手甲をした。

 この詩が背景にしている、ノスタルジックで、今となってはエキゾチックな圧倒的な世界観が伝わります。短い詩であるのに、忘れることができないような印象的な現実のドラマが盛り込まれているのですね。そして実は、詠われた時代と読まれる時代の間が開くにつれて、カラフルな印象が増していくという逆説的な効果があるのも、言われる通りで間違いないと思います。
 その後の、ご指摘にある幻想的な時の移ろいの表現とも見事な対比になっているのは言うまでもありません。

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