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2015年8月15日 (土)

【DAI】物語のクオリティもディセント

 いっそ、DAOの隠れた佳作、"The Golems of Amgarrak "のようなパズルものにしてくれたほうがよかった、"The Descent"。

 コメントにも書きましたが、ドラマツルギーとしてこれはない。

 ギア集めがめんどくさいのを除けば、マップ自体は(たまにバトル中などに壁抜けバグが発生するが)そこそこ良くできている。その立体迷路のほうにもっとずっと力点を置けばよかったのだ。
 ところが、途中のイヴェントがおざなりなものばかりなので、そのうちマップも単調さだけが目につきはじめ、長距離の移動がルーチン作業化してしまうのだ。

 また、雰囲気づくりのためだろうけど、画面が暗くてイライラする。いちいちファイアーウォールやライトニング系のスペルを発動させて灯り代わりにしなくてはならなかった。Skyrimにあった、ただそれだけの目的の照明弾スペルが欲しかった! ヴェイルファイアは場違いとしても、せめて普通の松明くらい持たせて欲しい。

 ちまちましたギア集め、わざとらしく悪い足場、そしてとにかく暗い環境のため、視点は必然的に足元に向き、そこから離すことができないので、せっかくの高低差のあるマップも、地下巨大空洞も、立ち止まって無理やり堪能しようとしなれば、視界にすら入らないのでまったく意味がない。

 物語方面になると、ほとんどのコメントを差し控えたくなってしまう。タイタンとはなんだったんだ、曖昧にしておいて、いかにも謎が残ったように見せているが、あれでは陳腐なオチ以外ありえない。それに関連して、「なんとか」いう集団は一体なんだったんだ。太古から悠久のときを生き続けて来たんだとしたら、オーザマーのゴーレムと完璧にかぶってる。

 なによりも、インクイジションが登場する意味がゼロ。
 ウォーデンは例のごたごた騒ぎで登場しないことにされているが、そのウォーデンのごたごた騒ぎすら、このDLCの物語に全く関係しない。書き手の見事な思考停止ぶりに呆れるばかり。

 ラストバトルが終わった直後、Investigation付きの会話が連発する。さっさとその場を引き払って、あとはキャンプかどこかで(聴きたいプレイヤーには)聴かせればよいはずなのに、どうしてあの場で続けるのか。なぜなら登場人物がその場から立ち去ることを拒絶するからだが、なんの結論も出ないわりにはだらだらと続く会話、バトルの余韻もなにもかもぶち壊しになってしまう。

 リージョンとダークスポーンの大会戦もほとんどない。プロットの要所要所では、Diabloタイプのモブ連続湧きバトルで足止めをするのだが、一部の局面を除けばモブの配置などに何の工夫もされていない場面も多く、あまりに能がないのではないかと思ってしまう。
 カンストしたキャラクターでプレイしたせいかもしれないが、レヴェル27にスケーリングされたモブを倒すまでに時間を要するので、バトルはだらだら続く感じが否めない。もっとも、フォーカス特化装備を身に着けてフォーカスを連発しておけば(ボス以外の)バトルは大抵一瞬で終わりにできる。

 豊富なルートがジャンジャン手に入るのが魅力と言えば魅力だが、レヴェルをカンストしたキャラクターでプレイするものではない。(特に高難易度でプレイを続ける場合には)ある程度レヴェルを稼いだキャラクターで、本編エンドバトルやハコンをプレイする前に取り組むべきものかもしれない。ただし、ハコンDLCで手に入るフォーカスの能力、弓矢などを反転させるドーム(Aegis of the Rift)は、あると大変便利。

 IGNミーガンの短いヴィデオ・レヴュー(リンクは下)には、私も多く共感する部分があるので参考になるかもしれない。こちらも基調は「失望」だ。

 Pros: Good Loot, Challenging
 Cons: Muddled Storytelling, Bland Environments, A Bit Repetitive

http://www.ign.com/videos/2015/08/14/dragon-age-inquisition-the-descent-review

 ミーガンはサイドクエスト除きで10時間かからなかったそうだ。私はタイマーでは13時間、ギア探しにとにかくてこづったので、やはり正味プレイ時間は10時間以内であろう。

 ごめんなさい、ココログがコメントは移行できないと言っているので(なわけあるかいとは思いますが)、いただいたコメントはテキストで「続きを読む」の下に貼ることにします。

コメント

「アレ、ダークスポーン途中からベンチ交代なの?」というのが今の正直な感想ですかねー。DAOで散々披露した悪趣味デコレーションもなんかマイルドになってたり、ジェンロックもシュリークもオーガも出てきたのに、DA2に続けてブルードマザーがリストラ(出てませんよね?)されてるのは、なんか昨今のアレコレに配慮した結果ですかと邪推してしまいます。

ディープロードから帰ってきました。
ん~、ん~、感想は、Vaniさんや他のコメントされてる方々と同じですねぇ。
一言でいえば、散漫なDLC。
ん~、DAOやDA2のDLCを思い出すと、これはちょっと…。

今のBioのDAチームを見てると、「箍(たが)が外れる」「箍が緩む」といった言葉が思い浮かんできます。
DAチームにとっての「箍」って果たして何だったんでしょうね。

ディープロードが舞台なのは良しとしても、またしても思わせぶりで様子を見ようとしてるのにはガッカリ。
インクイジターに、DA2「レガシー」のホークをわざとダブらせてるのか?
DAI本編のミサール寺院で古代エルフが出てきたから、ディープロードで古代ドワーフという発想か?
と思わせておいて、次回作に向けてリリウムとブライトの関係を掘り下げようとしてるのか?
MEAに備えて、Frostbite3の効果を確めてるのか?

やっぱDAのシリーズとしての構想や方針を見直す時期なんじゃないかなぁ。
てか、もうDA4の準備に入ってるでしょうし、今しかないような…。

K.C様
 オーガにはじまり、オーガに終わるかと思えばエミッサリーで終わる。ブルードマザーが(チルドレンも)出ないということは、これは単なる局地戦ということなんですかね。
 昨今の事情・・・。ディザイア・ディーモンもどこ行っちゃったんですかね? デザイン面で豪ちゃん(「デビルマン」)のものに酷似してるから取り下げたわけじゃないだろうし。

 ウォーデン(ジョイニング)にしろ、ブルードマザー(スポーンの正体)にしろ、DAの大発明品について、何か腫れものに触るように?、敬して遠ざけてるのではと勘ぐっていたのですが、今はそれが正解であるような気がしています。
 私説によれば、そもそもDAの発明者たち(ジェームズ・オーレンとゲイダーさん他)が造りあげたロアのコア部分に、どういう理由かわかりませんが、できるだけ触らないように意図的に避けている。神棚に祀っちゃった(島国では、これは祟りや呪いを避けるためなのはご承知のとおり)。

 その理由が、将来(DA4?)で、ロアも物語も全体を再構築するためなのか、今の作り手のメンツでは、もう手に負えなくなっちゃったせいなのか、そこはわかりませんが。

B様
 だらけてタガが外れてるだけなら、(根性入れ替えれば)復活があり得るのでいいんですけど、私は作り手の才能面が不足してるのではないかと恐れているのです。

 上のコメントに書いたように、「将来の物語再構築の布石を打ってる」ならまだしも(その場合もぜんぜん不満ですが)、「創業者の発明したチキンラーメンは、どんなに人気がなくなっても廃番にできない」という企業ホラー物語の世界に陥っていないのか心配です。

 DAO(DAOA)はウォーデンとダークスポーンの死闘の物語でしたが、そこの本質部分は(DAOを超えることはできないので)もう触らんとこう。「ニセのコーリング」とか、「ニセのアーチディーモン」でお茶濁しとこ。それどころか「ニセのウォーデン」まで出しちゃいました! これはまさに占領軍GHQのマックと同じ、グレイ・ウォーデン伝説の冒涜フルコース。白人こそ歴史修正のプロですからね(笑)。

 ゲームプレイ面では、さすがにハーロックしか出さないのはいかにも手抜きなので、オーガ他はなんとかDLCで間に会わせよう。でもちょっと毛色の違った普通のモブ扱い。
 
 あー、これも長くなりそう何でまた記事一個もうけとさせていただきますが、「エルフ神話ちゃぶ台がえし同様、ドワのストーン様信仰も、見かけと違うのよ」という将来作品への布石と考えると、その部分ではまだ期待が持てますが、では、アヴァーは? ハコナイトは? あれはどこに組み合わさるの? 
 
 ロアのコア部分は(祟りを恐れて)触らず、周辺分野の(今の作り手が自由にできる)アヴァー文化とか、古代ドワーフとか、そういうところばかりぐるぐる回ってる気がしてしかたがありません。よって、次のDLCがあるとすれば、忘れ去られたクナリのオリジン探しに違いない! 「コシス」とか呼ぶな!とブチ切れていたゲイダーさんももういないし。

 まあ買いますけどね。買いますけど、愛想は完全に尽きると思います。
 

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コメント

あああ~、もう新ブログの方に移っていたなんて。移行おめでとうございます(?

ワタシにも、オーズマーは無理にしてもカル=シャロークの都には行ける?とか夢見てた時期がありました…

まあ、愛憎の念両方あるんですけど、BioWareの「今後も地底掘るよ!」宣言ということで好意的に受け取りましたよ。でも広げた風呂敷はちゃんと畳んでもらわないと困るんですがね!ドワーッファッファ!

今となっては、開発をAustinチームに丸投げ!という時点で…お察しでしたかね。ライターのCourtney Woods女史は、最近SWTORでいい仕事するなあ~と思っていたのですが、やっぱりDAロアにポッと入るのはツライんでしょうね。

その間、どうも違うことをしていたらしいDAチームは近々なにかを発表するという噂なので祈りたいと思います…

お侍様
 ありがとうございます。実はめでたくはありません。新ブログ開始、読者激減、景気回復までじっと我慢、そのパターンの繰り返しです・・・。

 そうですねえ。このストーリーでは「外伝」どころか別作品になっちゃいますねえ。
 だからドワ・パズルとか、ダークスポーン・ハンティングとか、ダンジョン・クロウルに特化すればよかったんだと思います。

 あ、DAチームもなにか発表するんですか?
 わかった!
 きっとあれですよ。

 ドワーフキャラ限定ファンアート大募集、優秀作にはDAロゴ入りクーリエバッグのプレゼント!(それもうやってる)
 
 んー。
 ドワーフ専門官コスプレイヤー大募集、優秀者にはプリマ特製デラックス版ガイドブックのプレゼント!(それも何かでやってる)
 
 んー。
 タリス再登場!(決して許さない)
 

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